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お知らせ | 健幸工房シムラ|自然素材で建てる自由設計の家。青梅市、あきる野市、八王子市、立川市の周辺エリア対応 注文住宅・リノベーション - Part 27

11/7(土)-8(日) 「日本の家」完成見学会

 

日本のカタチ×住み手のクラシ×造り手のキモチ=シムラの家づくり

 

青梅市藤橋に、住む人の暮らしに寄り添う家が完成しました。
今週の土日、11/7・8で完成見学会を行います。

住まい手のTさんと一つ一つ丁寧に、親しい友人のように時には雑談も含めた対話を重ね、希望や想いそして未来を語り、紡ぎ合わせながら創ってきた住まいです。

ショートカットのできる「家事動線」

今持っている物やこれから買うであろう物、そして性格やライフスタイルに合わせて造った「ライフオーガナイズ家具」

壁一面全部収納にした「ウォークイン押入れ」

ちょっと横になったり、洗濯物を取り込んだり、子供の遊び場やお昼寝場にもなる「小上がりゴロ寝タタミ」

外の陽を浴びながらちょっと腰かけられる「出窓ベンチ」

通常は廊下のデッドスペースになってしまう場所に設けた「プチ書斎」

など、暮らしを彩る仕掛けがたくさんあります。
きっと様々参考になると思います。ぜひ、ご覧頂けたら幸いです。

 

この家は4年半前の東日本大震災の少し後に行われた「これからの住まい」という全国設計コンペで優秀賞に選んで頂いた「絆を育む住まい/付かず離れずの空間」という考えに基づいて空間をデザインし、提案しました。

 

あのコンペから今まで、あの時の思想や想いを一つ一つ確かめながら現実化させてきましたが、建築というのは思想が現実の結果に反映されるまで長い時間がかかると言われる通り、あの時の「これから」が「今」なんだなとしみじみ振り返っています。

 

戦後、復興期~高度成長期の日本は「力を合わせなければ生きていけない」時代でした。
その後高度成長期が終わり世界2位の経済大国になった後、グローバル化・インターネットの時代になり「一人でも生きていける」時代になりました。
携帯電話の普及で人に会わずとも大抵の用事は済ませられるようになり、Windows95の普及で世界中どこにいても、誰とでも、仕事ができるようになり、個人がテレビCM並みの発信力を持つようになりました。

 

日本の家は個室中心の間取りになり、世界中の画像だけで造られた、海外デザインを表面だけ真似た○○風や○○調のデザインの家が増えました。
結果、個室で分断された家の中には風が通らず、陽が届かず、家族の関係でさえ分断してしまうような、部屋数の多さがステータスだと勘違いした間取りが「個の時代」に拍車をかけました。

 

そして4年半前のあの日、宮城-福島を中心に未曾有の大災害が起き、私たちはやはり力を合わせなければ大自然の前では全くの無力だと言う事を思い知らされました。
縄文時代からずっと何千年も自然を恐れ、敬い、憧れ、愛でて生きてきたはずの私たち日本人が、いつの間にか自然さえもマウスでコントロールできるような錯覚に陥っていたのだと思います。

 

あの震災の後、私は現地に行く事ができませんでした。
自分の無力さを思い知るのが怖かったんだと思います。
自分にできる事は何か。。
あの時の私には結局、目の前の設計に自分の想いを込める事しかできませんでした。
福島は故郷なのであれから何度も帰省していますが、実はいわき地方には未だに行けていません。
あの時の、悔しいような、情けないような、悲しいような、でも未来を信じ立ち向かいたいような、、、
なんとも言えなかった気持ちが、今一つの「カタチ」になりました。

 

次に帰省した際は、足を運んでみようかと思っています。

 

設計担当 / 白岩久知

 

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設計の引出し

こんにちは。設計士の白岩です。
ちょっと遅い夏休みを頂き、四国へ行ってきました。

ずっと行きたかった初の四国☆
台風を横目にスケジュールを変えまくり、嫁さんを振り回し、いや振り回され?笑、
今回もまた色々な風景、建築、食べ物、文化に触れてくる事ができました。

ここでは少しずつご紹介しますので、また打ち合わせなどでお会いした時に色々お話しできたらと思います。

 

香川県庁舎 (高松市 / 丹下健三)

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北浜アリー (高松市 / 井上商環境設計事務所)

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丸亀美術館 (丸亀市 / 谷口吉生)

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伊丹十三記念館 (松山市 / 中村好文)

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道後温泉本館

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道後館 (道後温泉 / 黒川紀章)

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男木島 (香川県)

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豊島美術館 (香川県 豊島 / 西沢立衛)

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今回は、大きな建築物をメインに回りました。
個人住宅に最終的に表れるのは、個別の快適さ。
個人住宅以外の建物に最終的に現れるのはその1歩手前、みんなに共通する快適さです。その建物の建つ場所を環境を読み解く事、光と闇、風や大地、広がりと落ち着き、精神性や美しさ、などなど。

その「みんなに共通する快適さ」が設計者、特に住宅の設計者には重要で、
住宅設計という仕事をしていると8割以上はその追求と提案になります。
(現実はその9割以上雑務に振り回されてますが。。。笑)

その基本があってはじめて、住宅という建築で個々の住む方のカタチに応用させる事ができます。

今回もまたたくさんの空間体験の引出しを仕入れてきました。
その「空間体験の引出し」「専門知識の引出し」が設計者の「設計の引出し」となります。
そこにリアルな日常の生活者としての感性や視点、自分自身の暮らし方やセンスからの「暮らしの引出し」が掛け合わさり、
「住まいの提案力」となるのだと思います。

全国のあるいは全世界の先輩方の「結果」
同世代の仲間たちの「取組み」
後輩世代の「新感性」

それらから学びながら建築士としての専門性を追求し、家としての「安心と安全」「快適さとコストを含めた合理性」を。
毎日の等身大の生活から「暮らしの愉しみと心地よさ」を。

我々設計者にとってお客さんに満足して頂くのは最低限の前提であり、スタートラインです。

お客さんの希望に対し、専門家として専門家ではないお客さんの想像を超える提案をしてはじめて、私たちに依頼される意味があります。

また一つ、この経験を自分なりに料理し、皆さんへ提供しますので、また味わって頂けるのを楽しみに、建築設計に向かいたいと思います。

「杜」グランドオープン終了

7月11日12日小作駅前モデルハウス「杜」グランドオープンイベント無事に二日間を終え、終了致しました。

二日間で約100組200名以上のご家族にお越しいただきました!

ありがとうございました。

本日よりカフェ通常営業が始まります!

月曜日は

Olive Oil Café la Luna(オリーブオイルカフェ ラ・ルーナ)

http://www.oliveoilcafe.com/blogs/la_luna_open-1/

※写真は試食会の時の写真です。

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10時〜16時(15:30L.O)のオープンです。

手づくりの生パスタとフレッシュなオリーブオイル、オリーブオイルソムリエのみーなさんが店主を努めるラ・ルーナ。

イタリアの本格家庭料理を味わいに

ぜひお越し下さい^^

 

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シムラ駅前店 「杜」今週末グランドオープン!!

こんにちは!設計士の白岩です。
いよいよ今週末、シムラの小作駅前店「杜-mori-」がオープンします。

「杜」は、私たちが創り出した建築ではありますが、時代から求められ必然的に生まれてきたような気がしています。

20世紀、成長社会の家づくりは、高品質で高性能の車や機械を作るように工場で大量生産されたデジタルな「イエ」を競う時代でした。どこにでも誰にでも「同じイエ」が作れる事がハウスメーカーの高技術の証でした。
成熟社会となった今、その先にある感情的で感覚的で、その場所でそこの材料で、そしてそこに暮らす人々の手で共に造り上げる、本来のアナログな「家」が求められていると感じます。

杜の設計手法も、作家的な自分の内から湧き出る想いをカタチにしたというよりは、自分の周囲から、周りの人々との日々の暮らしや対話の中から集まってきたみんなの想いをカタチにしていったという感覚です。元気玉つくる感じ?笑

杜は、設計者の想い、現場監督の技術、大工の魂、左官職人の誇り、電気職人の真心、設備職人の意地、家具職人の心意気、そして杜を求める人たちの願いから生まれた、この場所でしか存在しない、ここで生きる私たちの毎日の暮らしの場であり、ここで育っていく子供たちの未来を創る場です。

ぜひ自分の家のリビングの延長のように、公園に散歩に行くように、お気に入りの服を着るように、気軽に足を運んで心地よいひと時を過ごして頂けたらと願っています。

杜ではシムラのゆかいな仲間たちが気持ちよく迎えてくれます。

杜にはシムラの家づくりを支えてくれている職人たちもたまにいるかも知れません。

波乱万丈だった工事中の数々のエピソードが聞けるかも知れませんよ。
いっつも難解なことばかり要求する設計者へのグチもね。。笑

 

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4日5日プレイベント開催しました

終了しました

シムラの新しいモデルハウス「杜」のプレオープンを祝うイベントが土日に行われました。
関係者のみのご招待イベントでしたが、二日間で100名近くの方におこし頂きました!

外観も目をひく建物なので、「以前から気になっていた」「来てみたらやっぱり居心地よかった」などなど
嬉しい声も沢山いただきました。ありがとうございます^^

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1F入口ではてづくりのアイシングクッキーのプレゼントとカフェ3社による無料試食とドリンクの提供。
このアイシングクッキー、葉っぱとどんぐりなのですが、当たりには顔があったんですよ★顔つきの「シムラくん」どんぐりをGET出来た方にはいいことあるかも^^

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2Fではイラストレーターの菅野カズシゲさんによる「にがおえや」特別オープン!

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木の家に合うポップで可愛い似顔絵イラストを、家具屋さんより仕入れている廃材に描きます。
4日はシムラのモデルハウスで出た廃材も使っていただきました!もれなく売り切れ。ありがとうございました。

2Fの木のおもちゃ広場では、子ども達が夢中になって遊んでくれていました。
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グッドトイや木のおもちゃ、遊んでみるとその良さもわかります。ひとつのおもちゃが色んな遊びに展開できたり、
単純な動きが何ともかわいらしかったり、夢中で遊んでいるお子さんを見ると自然にお母さんも笑顔になりますよね^^
グランドオープン以降も無料で開放していますのでぜひ お子さんと一緒に遊びに来てくださいね。

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さて、来週はいよいよグランドオープン!
11日12日10時〜16時頃まで開催します。

どなたでもお越し頂けますので、ぜひこのモデルハウスを体感ください!
☆★グランドオープンの詳細はこちらをご覧下さい☆★

オープン後は・・・・★
月木金 にOPENの日替わりカフェ(ランチやスイーツ、ドリンクも)
営業時間内でしたらいつでも無料で利用できる「木のおもちゃ広場」
ロフトにはちょっと変わった絵本もある「どんぐり文庫」
もあります。

シムラモデルハウス「杜-mori-」
羽村市小作台1−2−3

また、シムラが主催のイベント等も開催していきます。

まず 見逃してほしくないのがこのイベント!
7月20日(月祝)トーラスヴィレッジによる
「杜で奏でる音楽会」

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世界各地の伝統音楽と繫がりながら斬新な表現で人びとを魅了するトーラスヴィレッジによる演奏とダンス。

郷の家モデルハウスで人気のベビーダンス講師を努める伊東歌織さんのコンテポラリーダンス!
普段は全国各地で活躍するメンバー。杜のオープニングを祝して開催する貴重な機会です。

一般1500円小学生1000円(ドリンク付き)未就学児無料

お問合せは健幸工房シムラまでお早めに!
0428−31−5550
event@sumitai-ie.jp

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