シムラについて

スタッフブログ

おすすめ物件情報や日々の出来事などお伝えします。

8月10日は、シムラの夏休み親子自由研究!!

いよいよ今年も夏休み親子自由研究の日が近づいて参りました!!

本番を目前に、7月29日にはシム友メンバーズのみなさんとプレ開催を行いました♪

今回のテーマは、『ずっと住みたい僕たち私達の街』将来、働いてみたいお店屋さんや、施設の建築模型をつくり親子で住み良い街づくりについて考えます。
昨年、同様大人には想像もつかないような発想力で、びっくりするような建物がいっぱいそろいました!!
設計士さんのお話の様子…
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真剣に作業しています…
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最後に記念撮影
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さぁ、本番もどんな作品が揃うかとっても楽しみです♪

※定員に達した為、ご予約・キャンセル待ちの受付は終了致しました。



②8/5sat 6sun 天然木の家 完成見学会【青梅市】女子スタッフ潜入レポ!その②

天然木の家 完成見学会がいよいよこの週末、

8/5(土)6(日)に開催されます。

 

『天然木の家』と聞いて私たち女子スタッフはじっとしていられません!今回も女子スタッフ潜入レポ!をさせていただきました。

 

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女子スタッフが気になったのはこの階段下収納です。これは便利!ありがたい!主婦の困ったを解決してくれる収納の一つだと思います。

無駄なスペースは一切ないのです!

ここには、何を収納しようかな・・・女子の妄想は広がります。

皆さんは、何を収納しますか?生で見て、ここにはこれを収納して・・・なんてリアル体験妄想!?もすることができます。

 

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階段はこんな感じです。階段を降りながら「ごはんなぁに?」なんて声が今にも聞こえてきそうです。

風通しが良いだけでなく、家族間コミニュケーションの風通しもいいお家だなと感じました

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8月5日(土)6日(日)
【天然木の家】完成見学会
10:00〜17:00雨天決行

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お問合せ・資料請求はシムラまでお気軽にどうぞ

TEL/0428315550

◆◆◆無料の資料請求はこちら◆◆◆

さらに!『モデルハウス来場予約』webからのお申込みで、

杜カフェ1000円無料チケットプレゼント中!

無垢の床の調湿性能ややさしい手触り。
健康にこだわった自然素材を体感しに、ぜひご家族でお越し下さい。

 

家づくりカフェ31 ~設計~

こんにちは!設計士の白岩です。

 

先日、建築学科の学生さん達の前でお話しする機会がありました。

 

テーマは「住宅の設計」

 

つまらないノウハウを話すつもりはないので、この話題になると必ず思い浮かべるのが、故・吉村順三先生の言葉。

 

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「建築家として、もっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである。
日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき、家の中に明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じられるとしたら、それが建築家にとっては、もっともうれしいときなのではあるまいか。
家をつくることによって、そこに新しい人生、新しい充実した生活がいとなまれるということ、商店ならば新しい繁栄が期待される、そういったものを、建築の上に芸術的に反映させるのが、私は設計の仕事だと思う。
つまり計算では出てこないような人間の生活とか、そこに住む人の心理というものを、寸法によってあらわすのが、設計というものであって、設計が、単なる製図ではないというのは、このことである」

 

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住宅は、建築の中で唯一、住む人個人が主役になれる場だと思います。

 

それ以外の建築はどうしても、個より公共の利益を優先しなければならない。
しかし、個人の住宅だけは、人間一人一人の尊厳のようなものが守られる建築だと思います。

 

ゆえに私は、個人住宅の設計が最も好きです。

 

一軒一軒の家が集まると街になり、風景になりますから、もちろん全体の調和も考えなければなりません。

 

しかしそれは、「その場所に住む」と言う事を丁寧に考えさえすれば勝手に調和されます。
そこに住むのが誰であろうと、ここは日本であり、その場所性は変わりませんから。
もし、調和を乱す住宅があるとすればそれは、設計が間違えているか、売り方が間違えているか。という事なのだと思います。

 

その場所で、そこに適した素材で、住む人の尊厳が守られる家。

 

吉村先生は、設計という言葉だけでなく、「デザイン」「芸術」という言葉もたくさん残しています。

 

私は、個々の設計や法規制だけでなく、調和や社会、風景、文化、暮らし、そして、感情。

 

それらを含めたトータルデザイン。

なぜ、建築が総合芸術と言われるのか。

 

それが、吉村先生の仰る「設計」なのだと思います。

 

今、その「設計」が出来ている人が世の中に何人いるか。

 

それを売っている住宅会社が果たして何社あるか。

 

そんな自分はどの位置にいれているのか。。

 

学生に話しながら、己を省みていました。

 

広く世の中全体を見ながら。
深く己の内面を感じながら。
精進してまいります。

 

それにしても、目指しがいのある職能ですね。
あと100年はかかりそう。。笑

 

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写真は、このテーマの時にいつも私が見せる写真。
スカイハウス/菊竹清訓  1958年
私が建築家を志すキッカケとなった住宅です。

 

住宅も、そこでの皆さんの暮らしも、そこで育つ子供たちの未来も、可能性にあふれています。

ぜひ、家への夢と未来への希望を描ける、そんな住宅を手に入れて下さいね。

① 8/5sat 6sun 天然木の家 完成見学会【青梅市】女子スタッフ潜入レポ!その①

天然木の家 完成見学会がいよいよこの週末、

8/5(土)6(日)に開催されます。

 

『天然木の家』と聞いて私たち女子スタッフはじっとしていられません!

 

今回も女子スタッフ潜入レポ!をさせていただきました。

 

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引き戸の玄関扉を開けると、優しい木の建具に囲まれた玄関

優しい光が注がれるかわいい窓が印象的でした。

この写真の反対側には、ご実家の母屋から引き継いだ

美しいイタリア製吹きガラスのステンドグラスがはめ込まれています。

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入った瞬間、施主主様のセンスの良さがうかがえる、とても美しい玄関です。

 

ポイントで見るだけでは伝わらない、この美しいたたずまい・・・

 

ぜひ!体感していただきたいと思います。

 

引き続き、『天然木の家』女子スタッフ潜入レポ、UPしてまいります!

もっともっと素敵なポイント、お知らせしますよ☆

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8月5日(土)6日(日)
【天然木の家】完成見学会
10:00〜17:00※雨天決行

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お問合せ・資料請求はシムラまでお気軽にどうぞ

TEL/0428−31−5550

◆◆◆無料の資料請求はこちら◆◆◆

さらに!『モデルハウス来場予約』webからのお申込みで、

杜カフェ1000円無料チケットプレゼント中!

無垢の床の調湿性能ややさしい手触り。
健康にこだわった自然素材を体感しに、ぜひご家族でお越し下さい。

 

 

 

 

 

N様 お引き渡しセレモニーを執り行いました!

先週土曜日、N様のお引き渡しセレモニーを執り行いました!

 

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お引っ越しをされたばかりのN様ご家族。

あいにくの雨となりましたが、ご家族さまにみんなでご出席して頂きました♪

お祝い事の雨は恵みの雨、縁起の雨(^^)

レッドカーペットにご登場頂き、

常務、営業担当の笠間、設計担当の伊藤から挨拶を延べ、

ご主人様にもお言葉を頂戴致しました。

テープカットはご主人にハサミを入れて頂き、花束贈呈。

 

なんとN様ご家族から、シムラスタッフに素敵なプレゼントを頂きました!

 

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『転職で他県からの移住となったため、家族が東京で楽しく暮らせる様に、自然素材の家を建てようと思った』

 

ご主人様と奥様とお子様達、家族みんなの思いが詰まった素敵な住まいが完成しました。

 

ご家族の笑顔あふれるお住まいづくり、お手伝い出来た事はスタッフ一同大変嬉しく思います。

 

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まだ慣れない我が家に『おじゃましますw』と入室される奥様。

お子様達も最初は慣れないご様子でしたが、5分もすると笑いながら走り回っていました(^^)

 

『誰が最初に傷をつけるやら・・・』と話しているうちに、

おもちゃのバットとボールを持ち出してきた息子さん。

記念の傷の一号君は息子さんかしら?

 

自然素材は手触りが良い分柔らかく、傷つきやすいという特性もあります。

でもその傷一つひとつが、年を重ねるにつれ、とてもいい『味』になり、

見る度に笑顔がこぼれる『思い出』になっていきます。

 

N様、これからアフターなどで長いおつきあいが続きますが

今後ともよろしくお願い致します。

 

家づくりカフェ30 ~家のタイミング~

 

こんにちは!設計士の白岩です。

 

よく家を車やエアコンのように、今日より明日、明日より1年後の方が良い家が出来るのではないかという質問を受けます。

 

それはその通りだと思います。

 

今日より明日、明日より1年後の方が、技術は進歩し、新しい素材や材料が発見され、私たち設計士や職人の腕も上がります。

 

でも、、、そんな事言ってたら、何も一生買えませんよね。笑

 

まぁでも、、家は多くの人にとって一生に一度の買い物ですから、車や家電のように新モデルが出たら買い替えるなんて事はできませんので、その気持ちもとても良く分かります。

 

でも私は、誰しもに、家を買うタイミング、買えるタイミングというのが存在すると思っています。

 

それは、年齢的な人生設計のタイミング、貯蓄やローン返済年数からの逆算などの資金的なタイミング、子供が産まれ家族が増えたタイミング、親が定年退職するタイミング、気分的なタイミング、、

 

人それぞれにタイミングがあると思います。
私はそういった「時」がその人の人生においての家を買うタイミングだと思っています。新モデルうんぬんではなくて。

 

あと1年貯金すれば、次のボーナスが出れば、希望する家に手が届くなどの理由でしたら、そのくらいは待つべきかなとは思いますが、基本的に私は、気持ちや状況的に、買う・買えるタイミングが来ているのに、来年には新商品が、、、みたいな理由や、決断から逃げて先送りにしたその1年という「人生の時間の方がはるかに尊いと思っています。

 

新しい家で、希望の家で、新しい生活が送れるはずだったその1年は二度と取り返せません。

 

より良い子育て環境を悩んでいる内に、そもそも子供が育ってしまったみたいな。笑

 

 

何でもそうだと思いますが、こと家に関しては特に正解はありません。

 

というより、生活も状況も好みも年齢も、誰しも例外なく必ず変わります。

 

今も100点、そのまま10年後も100点はあり得ないんです。

 

できる事は、どう変わるかは誰にも分からないけれど、「変わるという事を前提に」考えておく、作っておくという事くらいです。

 

そして家は、特に木造の家はそれが可能です。

 

住む人の様々な変化と共に手を加えながら共に変化していく家。

 

そんな柔軟でおおらかな家を造って下さい。間取りも素材も考え方も全て、ちょっとラフなくらいがちょうど良い。

 

昔、ある超有名な建築家の先生に、「先生の家は芸術品のように精巧に緻密に造られていて素晴らしいですが、四六時中スーツを着てるみたいで肩が凝ります」と言って、「うるさい!」と怒鳴られた事がありますが、(笑) 家は普段着のようにラフに、破れたらもっとかわいく縫えば良いくらいの気持ちで考えるべきだと思います。

 

単純に、その方が人生楽しいですもん☆

 

前置き?が長くなりましたが、、笑

 

今週末、この「時」にこの「場所」を選んで、人生に縁があって完成したNさんのお宅の完成見学会を開催させて頂ける事になりました。

 

ぜひ、ある人の場合の時と場所と人生のタイミングと、ここからはじまる次の未来への暮らしのイメージを、皆さん自分の場合に置き換えて感じてみて下さい。

 

きっと参考になる事ばかりだと思います。

 

☆7/22(土)-23(日) 完成見学会☆ 

『シムラ新プロジェクト』始動!日記-Vol.3- 『シムラ新社屋』地鎮祭

『シムラ新プロジェクト』始動!日記-Vol.3- 『シムラ新社屋』地鎮祭

 

杜スタッフ、ゆかさんです^_^

お待たせしました!シムラ新プロジェクト日記更新です!

 

 

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いよいよ!ここまでやってきました、『シムラ新プロジェクト』

 

2017年1月より動き始めたこのプロジェクト

 

プロジェクトメンバーで長野に出向き、いくつもの古民家を見て回り

長野の鬼無里にある古民家を健康工房シムラの新社屋として移築することを決めました。

 

そこからは、スタッフ一丸となってプロジェクトの概要や移築する古民家の設計を決めたり

古民家を移築するための準備や手配を進めてまいりました。

 

そして本日、2017年7月10日

健幸工房シムラの一大プロジェクト

古民家移築計画は無事に地鎮祭を迎えることができました。

店長の背中

【新社屋の土地を熱い思いで見守る店長の背中】

 

 

今朝から日差しはとても強く、シムラ新社屋の地鎮祭を祝うかのように太陽は燦々と輝いていました。

そして

シムラスタッフ総出でシムラ法被を身にまとい参加した地鎮祭は厳かにはじまりました。

 

地鎮祭開始

【厳かに地鎮祭がはじまりました】

 

 

棟梁による切麻散米

【神主様と棟梁による清祓い(きよはらい)】

四方祓い、切麻散米(きりぬささんまい)とも言います。
四隅と中央に切麻(麻または紙を細かく切って米とまぜ、祓い清めるために神前にまき散らすもの)をまき土地を清めます。

 

 

 

鍬入れの儀

【社長による鍬入れの儀】

 

鍬入れの儀

【設計士白岩さんの鍬入れの儀】

鍬入れの儀

【棟梁田山部長の鍬入れの儀】

「えい!えい!えい!」という威勢の良い声をかけながら鍬を入れます。

鍬入れといっているのは通称のようなもので、本来儀式としては「穿初(うがちぞめ)、刈初(かりぞめ)」と呼ばれています。
施工主が行います。今回の地鎮祭では社長、古民家の設計を担当する白岩さん、田山部長(棟梁)が行いました。




玉串奉納  玉串奉奠  玉串奉奠  玉串奉奠  玉串奉納  玉串奉奠 暑いまなざし

【玉串奉奠】

参加したシムラスタッフ全員による玉串奉奠。全員神妙な面持ちです。

 

 

 

社長あいさつ

【社長あいさつ】

地鎮祭滞りなく終了し、社長よりシムラスタッフへのあいさつ

社長のこの笑顔が、健幸工房シムラ新社屋・古民家プロジェクトの成功を導いてくれるのです。

 

 

最後に、参加者全員で記念撮影

7月の青空の下、スタッフ一同笑顔です!

記念撮影

  【スタッフ全員での記念撮影】

 

 

健幸工房シムラの新社屋では古民家を再生した社屋1階にてカフェをOPENする予定です。

シェフも決まり、シェフのOPENまでの軌跡も、随時更新してまいります。

また、このプロジェクトの概要や進捗なども、少しずつお知らせしていければと思います。

 

地鎮祭が無事に終わり、次は8月27日(日曜日)に開催される上棟祭!

 

上棟祭では餅撒きのほかに、ライブや古民家カフェのシェフによるふるまい、

風鈴ワークショップなど、皆様に夏の思い出に楽しんでいただけるような

イベント盛りだくさんです!ぜひ、遊びにきてくださいね。

古民家上棟

【日時】 2017年8月27日(日) 13:00~18:00

【場所】 青梅市新町5-4-3  

*駐車場・悪天候時のご案内は、HPにてお知らせいたします。

 

 

本日のカメラマン、accoとYUKAもパチリ!してもらいました★

accoとYUKA

家づくりカフェ29 ~美しい家~

こんにちは!設計士の白岩です。

 

 

皆さん黄金比ってご存知ですか?多分、中学校とかで習ってると思いますが「人が嫌でも美しいと感じてしまう比率」ってやつです。ギリシャのパルテノン神殿やピラミッドがこの比率でできています。

 

 

でも黄金比は西洋の比率。

 

 

日本には日本の比率があるのをご存知ですか?

 

 

白銀比。別名、大和比。

 

 

日本人に自然に馴染むというか、本能的に美しいと感じる比率と言われています。

 

 

例えば、、、

 

 

トトロ

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出典msp.c.yimg.jp

 

 

ドラえもん

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出典 tv asahi

 

 

そして、キティちゃん

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出典 サンリオ

 

 

美しくはない?笑

でもなじみ深いというか、嫌だと感じる人はいませんよね。

 

ちゃんと美しいのもあります。

 

法隆寺金堂

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その他にも、五重塔や実はスカイツリーにも大和比が応用されています。

 

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ちなみにウチの施工例にだって大和比の建物、ちゃんとあるんですよ?

 

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単純に、カッコよくないですか?笑

 

建物の形やプロポーションを整える事は、何もお金がかかる事ではありません。

 

同じ物でも、ちょっと時間と気持ちをかけてブラッシュアップできるかどうかだけです。

 

それは、1軒の建物の設計に3日しかかけれないハウスメーカー等の大量生産型の家づくりでは出来ません。やりたくても。。。

 

ちなみに、これが大量生産住宅の風景です。

 

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先ほどのの建物たちと比べてどうですか?

吐き気が、、、いえ、何でもありません。。。

また色んな人に怒られるからやめときます。笑

 

 

でも、、、

どうせ造るなら。同じようにすごい大金をかけるのなら。

丁寧な家にかけて欲しいと願っています。

 

家づくりカフェ28 ~生きた家。生きていく家~

こんにちは!設計士の白岩です。

 
「家づくりには正解がない」とか、「3度建ててみないと分からない」とか良く言われますが、評価基準が無い建築というのは家だけな気がします。

 
点数が採点者の好みによって変わると言うか。

 
これが、美術館とか図書館とか公共施設であれば、統計学や社会的価値や街のランドマークとしての価値など、「共通の」評価基準がそれなりにあります。
なので、設計コンペなどでも「満場一致で一等賞」という事が起きやすい。

 
その点住宅は、何かテーマやお題を設定しないと評価がしにくい。

 
こと個人住宅においてはまさにそれが顕著で、住む人(所有者)が良いと思うものが良いという事になってしまいがちです。

 
ただ、それで良いならコンピューターに設計条件を淡々と入力してEnterを押せばお手本のような設計図が出来上がる時代です。しかし、それが世の中から評価を受けたり雑誌に載った事例は未だ知りません。

 
なぜか。。。

 
教科書通りの、もし住宅テストってのがあるなら100点満点であろう設計がなぜ評価されないのか。。。

 
それはきっと単純に「つまらない」からです。

 
「ああ、予定通りに出来た。良かったね」 「はい、いくらになります」 で終わるからだろうなと感じています。

 
そこには、感動もストーリーも思い出も何も無い。

 
良くも悪くも、喜んだり怒ったり、迷ったり悩んだり、感激したりがっかりしたり、という喜怒哀楽すら無い。

 

 

「感情のない建築」だからです。

 
家はショーケースに入れて飾って置く「物」ではなく、暮らしの「場」なのですから当然と言えば当然です。

 
ああ、キレイに出来た。壊れないようにそっとしまっておこう。

 
ではダメなわけです。そもそもそれは家じゃないわけですね。それでは、1分の1の模型でしかないわけです。

 

 

家は、、、

 
ぶっ壊れるくらい全力で暮らしましょう。笑

 
壊れたら直してあげましょう。

 
たまには、洗ってあげたり、お化粧してあげたり、オシャレもしてあげましょう。

 
一緒に年を重ねていきましょう。。。

 

 

 

家に関して、もう一つ良く言われる言葉があります。

 

「家づくりは人生づくり」

 

私は、この言葉の方がずっと好きです♪

 

とおりぬけフープー

☆7/1-2 完成見学会☆ ~トカイナカのいえ~

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こんにちは!設計士の白岩です。

 

今週末、7/1(土)-2(日)に完成見学会を行います!

 

青梅市新町という新興の人気住宅地。

 

東京23区内に比べれば田舎な環境の青梅市。

 

青梅市の中では商業エリアであり住宅密集地である新町。

 

田舎の環境の良さと都会の利便性を、どちらも程よく備えている、

 

都会×田舎=トカイナカ。

 

トカイナカに建つ、トカイナカの家です。

 

渋谷区や目黒区など、23区内の狭小住宅地で設計をしていた時は、屋根と屋根がぶつかりそうなほど住宅がひしめき合う中で、いかにプライバシーを守りつつ、陽や風を取り込むかという事が毎回の課題でした。

 

青梅市や羽村市、西多摩郡で設計する事が多くなってからは、良好な自然環境にたくさん開きつつも、いかにプライバシーを守り、花粉や虫、土ぼこりを防ぐかが課題になっています。

 

程よく周辺環境を取り込み、程よく周辺環境を防ぐ。

 

そんな事を考えながら完成した家が、この「トカイナカのいえ」です。

 

体感どころポイント① 風

渋谷のヒカリエや丸ビルなど、大規模都市計画をした時の超高度通風解析シュミレーションとまではいかなくとも、通風計画学と気象データに基づき、配置・サイズ・開き方、を決めていった窓からは、とても良い風の流れを感じてもらえると思います。

特に2階は、風通しが良すぎて窓を全開にできないくらい風が抜けます。

 

体感どころポイント② 陽

日当たりも良すぎるので、夏の暑さや洗濯物の日焼け色落ちを懸念し、逆に少しセーブしつつ室内まで陽を取り込めるように、屋根の深いインナーバルコニーとし、手すりの隙間の間隔を調整しました。

 

体感どころポイント③ 外観

つるつるテカテカしたデザイナー住宅のような、スタイリッシュになりすぎず、田舎の民家にもならないような色使いとプロポーションを狙った、トカイナカ外観デザインです。

 

その他にも、ちょっとした収納棚の工夫や、廊下からトイレへの入りやすさの工夫などしています。

ぜひ、プチ工夫をたくさん見つけてみて下さい。

 

7/1sat2sun自然素材の家 完成見学会!

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