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出張版☆家づくり図書館25 ~身体の芯まで届く木の家~

こんにちは!空間クリエイターの白岩です。

 

前回は、木の居住空間というテーマでだいぶ木を押しました。笑

 
林野庁の研究データを紹介し、木材が「身体の健康」に及ぼす効果について触れました。

 
今回は、木材や自然界の素材が「心の健康」に及ぼす効果についてお伝えします。

 
だって、、、やっぱり「家」は木が良いんですもん。笑

 
「森林浴」という言葉があります。

 

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自然の樹木に囲まれている時なんかに使いますが、ちょっとそれを文化人類学と科学的に見ていきます。

 
まず、人間は今のような文化に至るまで森の中で過ごしていました。そのため本能的にリラックスするという事が言われています。

 
理屈じゃない、DNAレベルの事ですね。私は個人的にはこういう「理屈じゃない部分」が住宅建築においては最も重要だと考えています。

 
だって、数字がどうとか理論がどうとか言ったって、住んでる人が「心地良い」とか「愉しい」って感じなければ何の意味もないと思うからです。

 
話を戻して、、このことを科学的観点で見てみると、「フィトンチッド」という物質が建築材料の教科書なんかに出て来ます。

 
この物質は、樹木が微生物や害虫から自分の身を守るために発散している物質で、これを人間が吸い込むと自律神経が安定し活力が増すということが、科学的に証明されています。

 
そういった、私たちの身体の芯まで届く効果というか、表層の部分ではない根源の部分に働きかける要素こそ、人が毎日生きる空間には最も必要だと考えます。

 
だって人生の全ての出来事の源の部分ですもんね。物事の捉え方だったり、考え方だったり、感性だったり。

 
それによって、他人に見える「書類的な結果」は同じでも、自分にとっての「結果とその後への影響」は180度違ったものになったりします。

 

捉え方、考え方の違いだけで。

 
だったらプラスに捉えられなきゃ大損ですよね。

 
ちょいちょい精神論に脱線してすみません。笑

 
もう一つ、学生の頃恩師に教えてもらって、建築設計に取り入れようとしてきた事があります。

 

「1/fゆらぎ」って聞いた事ありますか?

 

電車の揺れるリズム、自然の風のリズム、小川のせせらぎや小鳥のさえずりとか。

 
電車で眠くなるのはこのリズムのためだったり、最近では1/fゆらぎの扇風機なんかがありますが、要は人間が心地良いと感じる「自然のリズム」です。

 
それは一定ではない自然のリズムで、人間の生体リズムとリンクするのだそうです。

 

人間は自然界の生き物ですから当然というば当然ですね。

 

木材にも1/fゆらぎがあって、年輪や木目です。視覚的なリズムですね。

 

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そう考えると、林野庁の発表している、木の空間にしたら子供の成績が上がったとか、睡眠が深くなるとか老人の転ぶ割合が減るとか、全部説明がつきます。

 

目には当然見えないし、薬のような即効性があるわけでもないですが、根幹を整えてくれる、源をケアしてくれる。

 

なんていうか、西洋医学の局所療法的な薬の考え方ではなく、東洋医学の漢方的な自然治癒力を高める効果ですね。

 

そんな空間に毎日毎日毎日暮らしていたら。毎日が森林浴のような自然界のリズムの中で生活できたら。

 

1年、10年、50年、、、一生涯に得られる効果は計り知れません。

 

これからあらゆる事を吸収していく小さなお子さんならなおさらです。

 

やっぱり、家は木や自然界の素材でつくるべきです。設計士の私としてはやっぱりそれ以外の選択肢はオススメできません。

 

その上で、「気分が良い」「好き」でなければはっきり言ってお金の無駄です。

 

世の中には色んな考え方があります。色んな情報があります。色んな家の姿があります。

 

どれが正しいとかではなく、それぞれに正しさがあります。

 

皆さんはそれらを自分なりに見極め、自分なりに精査しなければなりません。

 

家という建築にとって、日本の気候にとって、その場所にとって、皆さん自身の人生にとって、子供たちにとって、それぞれの状況にとって、、、

 

何が大切だと考えるか。

 

ぜひ、じっくり、冷静に、真剣に、自分にとっての優先順位をつけていって下さい。

 
私たちも真剣勝負でサポートします!