シムラについて

スタッフブログ

9月, 2016 | 健幸工房シムラ|自然素材で建てる自由設計の家。青梅市、あきる野市、八王子市、立川市の周辺エリア対応 注文住宅・リノベーション - Part 2

親子イベント『竹であそぼう!』本日無事に終了〜!

本日、シムラの昔遊び企画
『竹であそぼう!流しそうめんもやるよ』
無事に終了致しました〜!
参加頂いた皆様、ほんとうにありがとうございました

心配していた天気も見事に晴れ!流しそうめん日和の一日でした。

11組の親子が参加頂き、2チームに分かれて行動しました。

まずは 郷の家モデルハウスの1階で 制作します。
「竹ぽっくりと器をつくる赤チーム☆」

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今日は電気工具は一切使いません!「のこぎり」で竹を切り、
「キリ」を使って穴あけ、ひもを通して完成です。
のこぎりを使うと、普段使っていない筋肉がヒーヒーいいますね。
お子さんも頑張って切ってくれていました。
普段はなかなか出来ない作業で、すぐには上手く行かないお子さんもいましたが、根気よく頑張ってくれました。
竹を切る感触も気持ちいい!との声もありましたよ。

 

そして作り終わったら外に出て、
「鮎の串刺し、竹の流しそうめん」を楽しみました。
最近は滅多に食べられない鮎。
この鮎、買ったものでは無いんです!

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釣りの名人、営業の小澤氏が釣って来たものです。なんと50匹。今日の為に大切に保管してくれていました。

子供達に 自分で串刺し体験♪をしてもらい、
じっくりと炭火で焼きます。。。。。

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暑い中、火の番をしてくれた小澤氏。。。ありがとうございました。(この後 スーツに着替えて打ち合せです。)

 

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そして この見事な流しそうめん装置!
雅でしょー、シャレオツでしょー

去年、杜モデルハウスで『竹の水鉄砲と流しそうめん』企画が人気だったので、
今年も昔あそびを兼ねて シムラスタッフで企画し、準備してきました。

特に大変なのがこの流しそうめんの装置なんですが、今回はイベントスタッフの希望が、「ロングコース&ジャンプを入れて!」

制作係の佐渡氏が見事に愛情込めて作ってくれました。

土台も竹、水が出る所も竹。このこだわりが職人です・・・

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そしてお腹も一杯になった所で、場所をグラウンドに移動し、

(草笛倶楽部)草笛先生のワークショップ!

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このイベントの為に、朝摘み取ったばかりの葉っぱを持参下さいました。

葉っぱを唇に押し当てて、色んなメロディで演奏してくれました。

子供の知ってる同様、アニメソングなど。。。

そして集まった子供も一緒に草笛にチャレンジ!

くるっと丸まった巻き笛は初心者でも鳴らせ易かったです。

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最後は、幸せなら手を叩こう♪ パンパンと手を打つ所を、

笛のぶーぶー♪ で相づち。

大人も子供も のりのりで ぶーぶー吹きました!

 

そして、今回作った竹ぽっくりで

のんびりレースもやりましたよ。

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急がず あせらず、のんびりぽこぽこ・・・・

 

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レースしてくれたみんなには、スタッフ手作りのメダル授与!

 

一日 暑い日でしたが、

昔遊びをしたり、流しそうめんを食べたり

鮎を焼いたり。。。。

なかなか 風情のある一日になりました。

 

沢山 汗をかいたと思うので、今日はゆっくりお風呂に入って

ぐっすり寝て疲れをとってくださいね。(特に筋肉痛に注意!)

参加頂いた皆さん、ありがとうございました。

 

「免震」の常識が変わる–最新!地震対策セミナー

つい先日も青梅市で震度3の地震がありました。
皆さんは地震に対する備え、していますか?

家具の店頭防止や、ガラスが飛散しないようにしておく、などなど
ご家庭で対策できる物もあります。

今後100年の間に関東大震災並みの地震が来る確立はほぼ100%・・・・!
子の代、孫の代には必ず来ます。
なぜなら、70年に一度大きな地震でエネルギーの解放が起こるらしいです。
この70年起きていないという事は、いつ震度6強レベルが来てもおかしくないという事。

ちょっと話はそれますが、阪神淡路大震災の前、中国の四川南部地震で亡くなった母子の遺体を発掘した時の写真をネットニュースで見た事を思い出しました。
お母さんは子どもを守ろうと覆い被さっていました。一瞬の出来事だったんだと思いますが、お母さんはお箸を持っていました。お昼時、お箸を置く暇も無く、子どもを反射的に守ろうとしたんです。
きっと一瞬の出来事だったのだと思います。
ちょっと重たい内容ですみません。。。

皆さんは、
大きな揺れが来た時、対策はされていますか?

「地震保険に入っている!」という方も沢山いらっしゃると思います。
でも
地震保険の補償額は 最大でも50%まで、残り50%の再建は自己負担となります。

家が木造住宅の場合、耐震、制振、免震と家を建てる時にも色々な工法が選択肢としてあります。
価格的にも、耐震<制振<免震 と数十万円から数百万円まで 安心安全にはお金がかかる物です。

家は倒れなくても壊れます。
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写真は実際に起きた地割れの写真です。基礎や土台にヒビが入ったり
柱が割れたら、命は助かっても 安心して住める状態では無いですよね。

ではでは、家を建てる時に、
100%補償される家を 価格安く建てられるとしたら・・・・

うさんくさい位 信じられないのですが、実は
新しいスタンダードがもう
始まっています。

低価格免震保証。
免震工法と言うと、数百万と高い費用が一般的ですが
常識を覆す低価格で
しかも
万が一の場合、100%補償!
(何だか記事を書いていてもうさんくさいですが、ホントです。さすがに私もウソは書けません)

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新しくはじまる シムラの無料セミナー
ぜひ ポイントを知って、安心の家づくりにお役立て下さい。

『最新!地震対策セミナー!』
9月17(土)18(日)19(月) 10時〜/14時〜

【ご予約、お問合せはシムラまで】0428-31-5550

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売却・住み替え相談会
9月18(日)19(祝)
経験豊富なスタッフ(釣り名人、スキーイントラ、アウトドア好きの不動産屋らしからぬ面白店長:小澤氏)が不動産の「ウソ・ホント」を教えます。

→住みながら売れるかな?
→いつ誰に売るかで売却価格はこんなに変わる?
→売却期間はどのくらいかかるの?
→残債があるけど住み替えって出来るの?
→とりあえず高めでスタートって有りなの?

分からないや不安な事は、悩むよりプロに聞いて下さい!

【ご予約、お問合せはシムラまで】0428-31-5550
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青梅で初めての小規模保育園「NICOLAND」紹介♪

健幸工房シムラの事務所からも近い、2016年6月 新町4丁目にオープンした

「NICOLAND(にこらんど)ほいくえん」と「ほうかご NICOLAND(にこらんど)」のご紹介♪

子育て中のお母さんに朗報です♪

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「NICOLAND ほいくえん」

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小規模保育事業といって0~2 歳児を対象とした、園児 の定員が19人以下の少人数制保育をしています。青梅市認可施設で、赤ちゃん用の沐浴室やトイレトレーニングができる子ども用のトイレも完備。

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園長の藤田恵美さん

藤田恵美園長は、「青梅で初めての小規模保育園です。家庭的な雰囲気で、お子様 1 人ひとりの発達や個性に合わせた保育をしています。見学も随時行っていますので、ぜひお気軽にいらして下さい。お待ちしています」と、笑顔で話してくれました。

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小人数ならではの密なコミュニケーションで、大きな保育園になじめなかったお子さんにも対応しているそうです。保育士も、お子さんとのかかわりを大事にする人ばかりで、現在、通園のお子さんも楽しく通っています。

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給食は毎日園内で手作りしたものを提供しています。アレルギー対応もしています。

「NICOLAND ほいくえん」は「子供たちの”にこにこ笑顔”がたくさん育まれてゆく園 になるように・・・」という思いを込めて名づけたそうです。 待機児童のことが話題になっていますが、こんな保育園があると心強いですね。

〒198-0024 東京都青梅市新町 4-18-9

TEL:0428-34-9181

FAX:0428-34-9182

開園日:月曜~土曜日 休園日:日曜日、祝日、年末年始

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「ほうかご NICOLAND(にこらんど)」

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「学童クラブが足りない」という地域の皆様の声に答えようと、放課後の小学生を預かることを始められました。定員は 37 名で、夏休みなどのお昼の用意や、クッキングイベントなど企画しているそうです。楽しみですね。

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入所要件は青梅市の定める学童クラブ入所要件に準じているそうです。 新町、若草、霞台小学校からアクセスしやすく、また青梅市内在住の小学生が利用できます。 「なかよく、明るく、アットホームなほうかごを」をモットーに、お子さんや保護者に寄り 添い、民営ならではの柔軟性をいかした運営を考えているそうです。

名称:ほうかごNICOLAND(ホウカゴニコランド)

〒198-0024 東京都青梅市新町 4-18-9

TEL:0428-34-9603
FAX:0428-34-9604

開園日:月曜~土曜日
休園日:日曜日、祝日、年末年始
平日開園時間:PM 12:30~PM 7:00 (通常の月ぎめ延長の場合 PM 7:00 まで) 土曜、長期休暇中開園時間:AM 08:00~PM 07:00(延長については上記同様) NICOLAND 特別延長時間:営業日の PM 07:00~PM 08:00 まで
通常定員:40 名程度

http://www.moresmileproject.com/gakudou/index.html

出張版☆家づくり図書館21 ~健康住宅と天地人~

こんにちは!空間クリエイターの白岩です。

 

戦国時代の英雄、上杉謙信は孟子の言葉を引用し、戦に勝つための3要素を「天地人」と表現しました。

 

天の時、地の利、人の和

 

現在でも、物事を成しえるための三才として言い継がれていますが、私は、家づくりにおいても全く当てはまると考えています。

 

その時代に、その場所で、誰と創るか。

 

その時代における最善の方法で、その場所を読み解き、共に造り上げ共に生きていく。

 

どれが欠けてもうまく行かないと思いますが、さらに言うなら、

 

天の恵みの絶好のタイミングは地の利には及ばない。その地の利でさえ、人々の団結力には及ばない。

 

語源の孟子の言葉を解読するとそういう意味になるそうです。

 

この3つの条件に優先順位をつけるなら、共に創る人→造る場所→作り方。という事なのでしょう。

 

身が引き締まる思いです。

 

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先日、シックハウスにとても敏感な方が住まいの相談にいらっしゃいました。

 

数々の住宅展示場に行ってみて耐えられなく、弊社のモデルハウスも3つご覧頂いたみたいで、

 

Aは平気で、Bはまあまあ平気で、Cはキツかったと。。。

 

正直すごいと思いました。

 

なぜなら、Aはほぼ100%自然素材で出来ていて、Bは95%くらい、Cは90%くらいでつくられているからです。

 

その微妙な差を理屈でなく感覚で感じ取れるとは、、と不謹慎にもびっくりしました。

 

さらに細かくモデルハウスの各部屋や各ヶ所でのお話しを聞いていくと、何の素材がNGで、何の素材はまあ大丈夫で、何の素材は全然平気かもわかりました。

 

数年前、やはり同じように化学物質に過敏な方がいらっしゃって合板の類は一切使わず、接着剤も使わずという家を造ったことを思い出しました。

 

自然素材100%の仕事というのは私たち設計者にとっても冥利に尽きる機会ですが、現代において自然素材100%の家というのはなかなかハードルが高いのが実情で、その中でも特に大きな2つのハードルをご紹介します。

 

ハードルその1: コストアップ

 

歯がゆいですが、昔ながらの本来の日本家屋は自然素材100%どころか、ビスも金物も使っていませんでした。
いわゆる古い作り方ですが、新しい作り方よりもはるかにコストがアップするのです。

 

しかしながら今回の場合は、コストを理由に自然素材をあきらめたらそもそも家を建てる意味が無いと申し上げました。

 

高いコストをかけるべきと言っているわけではありません。

 

毎日のストレスや不健康な環境をわざわざ何千万円もかけてつくるなんて馬鹿げているし、私はどんなにお金を積まれてもそんな家の設計はお断りします。

 

予算は誰にでもあり、状況は人によって違います。

 

考えるべきは「何を優先するか」です。そしてそれは一人一人違います。

 

人によって状況、希望、事情、好み、ライフスタイル、全て違うのにも関わらず、部分部分を抽出して比べ、高い安いと比較するのは時間の無駄です。内容が違うのですから。

 

大切なのは総合的な結果

 

「それらを含め私の場合に全体でいくらなのか」

 

比べるとしたらそれ以外にありません。

 

 

 

ハードルその2: 耐震性

 

自然素材の家というのは「素材」としては人間にとって何より健康的で自然で最適な素材ですが、科学的に研究され人の手で作り出された工業製品と比べると「強度」が劣ります。

 

これが最大の弱点です。

 

しかし、方法はあります。

 

実は「耐震」という考え方は日本本来の考え方ではないと知っていましたか?

 

昭和20年に太平洋戦争が終わり、日本はアメリカ軍主導の下で復興計画や様々な政策が立てられました。

 

建築基準法もその内の一つで、昭和25年に施行されました。

 

その時に定められた地震対策が「耐震性」です。

 

なので、耐震という考え方はアメリカの考え方です。地震に対して耐える、力に力で対抗する考え方。

 

アメリカっぽい、、とか言うと色々まずいのであまり言いませんが。笑

 

向こうは地震ではなくハリケーンの気候風土ですから、そのためかも知れませんね。

 

話は戻って。

 

「耐震」は建築の強度にとって基本であり、有効な考え方の一つです。

 

現在では最も経済的な手法です。

 

 

でも、、、地震対策は「耐震」だけではない事をご存知ですか?

 

 

〇ーベルハウスは「耐震」

 

法隆寺は「〇震」

 

スカイツリーは「〇震」

 

〇には何が入るでしょう?

 

答えは、、、

 

今週末、9/17・18・19に地震対策セミナーを開催します!!笑

 

技術的、建築力学的有効性とともに、保険や保証などリアルなお金のお話も聞けます。

 

設計・施工とともに不動産、税金、全体資金計画まで一貫してフォローできるシムラならではの総合的で複合的な現実的セミナーです。

 

ご興味ある方はぜひ、健幸工房シムラまでお問合せ下さい。

 

前述しましたが、大切なのは「結果」です。

 

耐震も〇震も、省エネも断熱も気密も、自然素材も。

 

全ては「結果」のための数あるアプローチの中の一つです。

 

天・地・人

 

その時に、その場所で、私たちと、どんな手段を用いて、何を優先して、その場合に最適な「結果」を創り出すか。

 

ただ、それだけです。

 

そして私たちの家づくりのプロとしての役目はそれに尽きます。

 

聞いておいてきっと損は無いですよ☆

 

 

健幸工房シムラ

0428-31-5550

info@sumitai-ie.jp

 

 

 

 

出張版☆家づくり図書館⑳ ~家の風景。なんかイイ家~

こんにちは!暮らし冒険家の白岩です。

 
肩書きが色々変わってごめんなさい。自分の職種を何て呼べば良いか、迷走しています。笑
 
誰かイイフレーズ教えて下さい。☆
 
さて、今日は「風景」というキーワードでお話しができればと思います。

 

「風景に馴染む家を考えなさい。そうすれば住む人にも馴染むから」

 

よく学生に言うんですが、、、師匠のパクリです。笑
 

私もはじめは意味がよく分からなかったのですが、確かに歴史に残る名住宅や、建築賞などを受賞する家はそんな家ばかりです。
 

住宅設計の基本は、内から考え、外から考え、また内から見直し、また外から見直し、、、の繰り返しなのですが、確かにそれを延々と繰り返していると、建築も人と同じで内面が外観ににじみ出るようになっていきます。
 

住む人に馴染むというのは、分かる気がします。
 
住みやすい。使いやすい。心地よい。好き。落ち着く。ワクワクする。。。
 
いずれも住宅設計においてマストな要素です。

 

では、風景に馴染むとはどういう事なのでしょう。色々デザインしてきた結果、当てはまるキーワードは、
 
しっくりくる、なんかイイ という言葉でした。
 
それは半分は理屈で、もう半分は理屈ではない感性によって導かれます。

 
まず、風景とはつまりその国、その地域、その敷地の気候風土です。
 
雨が多い地域なら屋根が大事だし、風が強い地域なら壁が大事。
 
北海道と沖縄、日本海側と太平洋側では大きく家の造りかたもカタチそのものも変わります。
 
それらは理論から導かれるカタチです。
 
もう半分の感性からのカタチとは何か、、、
 
例えば、日本人で神社やお寺を生理的に受けつけない人って、すごく稀だと思います。
 
そして、なんか知らないけど懐かしい感じや、神聖な感じや、凛とした感じを受けると思います。
 
理論が気候風土からくるものだとしたら、感性は文化やDNAレベルのものです。
 
そしてそれは、気候風土と深い関係性があります。文化は気候風土から生まれますから。
 
人の命を守る目的で生まれた「家」であれば特に。
 
デザインセンスや職業とか知識とかは関係ないです。もっと深いところで私たちってほとんどの人が同じ「感性」を持っています。

 

以前、研究室の助手をしていた頃、学生たちにあるアンケート調査をしてもらいました。

 
①南欧風の建売住宅  ②日本の町家  ③ガラス張りのクールな家  の3つを見せて、

 
「なんかイイ」と感じる家はどれですか?

 
「カッコイイ」と感じる家はどれですか?

 
街でよく見る家はどれですか?

 
とアンケートをとった所、「なんかイイ」は②で95%くらい、「カッコイイ」は③で75%くらい、「良く見る」が①で90%くらいでした。予想通りの結果でした。

 

大量生産住宅が溢れた現代では、よく見るのは①なのですが、私たちの潜在意識の感性にひっかかるのは②なんですね。
 
そして言うまでもなく、②の家は日本生まれの日本育ちですから、日本の気候風土にもバッチリ適応しています。

 

数年前、杉並区の建売住宅がずらーっと並んでいる中に、焼杉板という日本古来の技法でつくった黒い小屋みたいな外観の家をつくりました。
 
周りは真っ白な、なんとか風とかなんとか調という商品名の住宅たち。
 
やっぱり浮くかな~と建て主さん共々最後までドキドキしていました。
 
完成して、遠くから眺めて見たら、、、なんとその家が一番風景に馴染んでいたんです。
 
そこは近くに善福寺川が流れていて緑道があり、周囲に公園や学校がある風景だったからか、川の対岸から見たらその家だけが緑道の木々に溶け込み、逆に周辺に建ち並ぶ〇〇風の家々がすごく異質な風景をつくっていました。
 
日本だけど日本じゃない、テーマパークのような風景に見えました。その事が今でも心に残っています。

 

現在、日野市でも日本の町家を踏襲したデザインの家をつくっています。
 
杉並の家と同じように、周囲の建売住宅とは全然違うのですが、引いて風景として見てみるとこの家だけがなんともこの場所に馴染みます。

 

なんかイイんです。笑

 

家づくりってそんなものです。もう今の時代、性能や耐久性なんて当たり前にみんなクリアーしています。(まだ一部のローコスト系は30年前のままですが、、、苦笑)

 
なので、直感で、感性で、好みで、「なんかイイ」家をつくって下さい。

 
なんかイイを突き詰めていけばそれは、みんなにとってなんかイイ家になります。

 

風景にとってなんかイイ家になります。

 

日本にとってなんかイイ家になります。

 

そして、あなたとあなたの家族にとって、すっごくイイ家になります。

 

 

もちろん、私のような建築デザイナーにとっては「カッコいい」家も大歓迎ですけどね!!笑

 

 

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