シムラについて

スタッフブログ

9月, 2014 | 健幸工房シムラ|自然素材で建てる自由設計の家。青梅市、あきる野市、八王子市、立川市の周辺エリア対応 注文住宅・リノベーション - Part 2

「いよいよ自然素材の家 完成★」

何度か施行中お邪魔させて頂いた自然素材の家が、ついに完成しました!
見学会に向けて、準備を進めています。
9月6日(土)7日(日)
完成見学会のお知らせはこちらにアップしています。

私が伺ったのは、8月30日。良く晴れて涼しい風が吹く午後。
足場がまだ残っていましたが、間もなく取り外されるそうです。

現場を訪れると、お施主さんがウッドデッキで家具を奇麗に拭いているところでした。
漆喰塗りをちゃっかり体験させて頂いたり、初めてお会いした時も、気さくに声をかけて頂いたり、お施主さんに会えるとホッとしちゃいます。この日もお茶までごちそうになってしまいました。
ごちそうさまでした^^
山が近く、川も近いお施主さんの新しい家。


お気に入りは、二階の窓からの眺めだそうです。額に入れたような、青梅の良さをぎゅっと詰め込んだような景観です。

さて、きれいになった桐のタンスは、お施主さんの家にずっとあったもの。
偶然にも、クローゼットに入れるとサイズがぴったり★
まるであつらえたような納まりです。


先日体験した漆喰壁。明るい日射しを取り込んで、部屋中がほんとに明るい!
でも夏の日射しは軒の深さで遮断しているので、涼しいんです。
空気の流れや湿気の無い涼しさも、ちゃんと理由があるんですよ。

全貌は ぜひ完成見学会で!
スタッフ一同、お待ちしております。

9月6日7日 完成見学会のお問い合わせはこちらから

「漆喰の感触は以外と・・・左官体験!」

こんにちは、健やか広報部のtokuです^^
建築の現場に行ってきました。パート4です。
いよいよ今週末に迫った完成見学会の現場のレポートも、今回が最後となりました。

完成見学会のお知らせはこちらにアップしていますので、
ぜひいらして下さい。

今回お邪魔したのは、8月中旬です。前回から半月ほどで、断熱や遮熱など終え、壁が付きました。

内装業者さんが入っていると聞き、現場へ行って来た様子を少しお伝えします(`^´ゝ

壁が付くと、間取りが具体的になってきました!
和室、リビング、キッチン・・・棚や天板の広さや高さが見えると、全体の体感の広さも現実的です。
玄関では、左官屋さんの漆喰を混ぜている音が聞こえてきました。
これから壁に漆喰を塗るみたいです。

ただ、目にとまったのが、壁のボードにあるてんてんてん・・・・

アート??のように、うすいピンクのボードに、白いてんてんがいっぱい。
こっちにもあっちにも。

漆喰を塗る前にやる作業だそうですが、ビスを打った後をシーラーでかくしているそうです。
見えない所ですが、手間がかかっているんですね、これはこれで何だかかわいい・・・

さて、そんな写真を撮影していると、施主さんがいらっしゃいました。

これから左官体験するそうなので、厚かましくも写真を撮らせていただきました。

お施主さんは、なかなか難しい〜と言いながら、ぺたぺた。


コテでたっぷりと壁にのせたあと、均一な厚さに盛っていくのが、確かに難しそうですが
とても楽しそうです。いいな〜いいな〜と後ろから見ていたら、

お施主さんが振り返り、「あなたもやってみる?」

Σ(=д=ノ)ノ 何か発していましたか、私・・・
何と声かけて頂き、やらせてもらえる事に!ありがとうございますー!
漆喰の感触、一度味わってみたかったんです!

道具を持たせてもらい、コテで固まりをどっと壁に盛り、そこからのばし〜
のばし〜、あれ、思っていたよりは粘々していない、不思議な感触です。
粘土ほど硬くはないんですが、
一日この作業をやるのは、果てしなく大変だなあ・・・
壁一面だけでも、素人では一日かかりそうです。

これで 様々なテクスチャーを出すのは至難の業なんだと一瞬で分かりました。
やってみての難しさもありましたが、やっぱり楽しい壁塗りでした。

その後、壁は見事に上塗りで整備して頂きました^^
乾燥に数日かかります。
完成した漆喰壁はぜひ現地で見てください!

お施主さん、左官屋さん、ありがとうございました!

現場の道具たち。


次回は明日、「いよいよ完成★」写真をすこ〜しアップします。

9月6日(土)7日(日)
完成見学会のお知らせはこちらにアップしていますので、
ぜひいらして下さい。

「見える柱と見えない柱」

こんにちは、健やか広報部のtokuです^^
9月に入りましたね!今日は暑くて蝉も泣いていますが、じめっとした風では無く、さらりとしたいい風が吹いていますね。昨日の夜は星空がキレイでした★オリオン座のベルトの下の三ツ星も見えましたよ。

さて、
前回、家の柱を建てる設計図「番付」の事を書きました。
いの一番とか、尺とか、番付とか、出てくる単語が今も何気なく使っていることわざの由来だったりと、面白い発見でした。

そして今回は、また柱について。
柱には色々ある というのは皆さんご存知かと思います。
それぞれに役割があって、名前があるのはしっていますか?

写真は、8月始めの現場の写真なのですが、
良質で見た目も奇麗な節の少ない手前にある柱を「化粧柱」といい、壁に隠れる事なく、見せる柱の事です。
空間の間仕切りにしたり、枝付きのままの化粧柱なんてのもあります。
化粧柱と、隠れる予定になっている柱、ふしの数も色も違いますよね。まさにお化粧したようです。

家の中心となるような太い柱は、大黒柱、太極柱
また、柱を隠す壁の事を「大壁」(おおかべ)、柱を出す壁の事を「真壁」(しんかべ)といいます。
「大壁」を「真壁」に見せかけるための付け柱 などもあるそう。
記憶をたどれば、ああ、そんな言葉聞いた事あるかも・・・???

他に、柱は建てる箇所によっても呼び名や寸法が色々あるそうです。

ちなみに、私は柱というと、「人柱」という言葉が浮かぶんですよね・・・。小学校の学芸会で、人柱に娘を捧げる貧しい家族の話をやったんです・・・子ども向けにしては深刻すぎる話ですが。。。

昔は、橋や城など、大規模な建造物を建てる時に災害が起きないように、人身御供という慣しがありました。人間を生かしたまま埋めた(T_T)そうですが、慣しを行う事じたいを、「人柱を建てる」と言っていたそうで、建材の柱を建てる事ではなかったようです。

ちょっと余談でした。

では、柱の写真ついでに、滅多に入れない現場の奥へと進みます・・・


道具や足場。はしご。外から見ても何とも思わない現場のモノモノですが、
一足入ると、なんでこんなにワクワクするんでしょー
アーティストのアトリエを訪れたような、創作する現場ならではの緊張感と臭いと活気のせいでしょうか。神聖な気持ちになるんですよね。
職人さん達が、最新の注意を払ってきっちりお仕事されているのが伝わります。

2階への階段がまだ出来ていないので、はしごで上がらせてもらいました。
高い所は大好きです^^
2階では、内装作業の途中でした。
ボードをリズミカルに止めていきます。あまりに動作が速くて、カメラを構えている内に終わってしまいました・・・

さてさて
化粧柱は、つやつやに磨かれ、見学会でのお披露目にどーんとスタンバイしています。

ぜひお化粧した柱くんを見に来てください^^

いよいよ今週末の土日、9月6日、7日が見学会です!
お庭には、見事なキウイが、お日様をたっぷり吸って育っています。
目の前に緑深い山が見え、穏やかで素敵な所です。

次回は、現場で施主さんが左官塗り体験、何と私も塗らせてもらっちゃいました(^^)
「漆喰の感触は以外と・・・左官体験!」を予定しています。

カテゴリ
タグ
アーカイブ