7日<こども大工ともちまき>@環境フェスタ。無事に終了!
こんにちは^^
遅くなりましたが6月7日に行われた 『おうめ環境フェスタ』での写真をアップします!
「おうめ環境フェスタ」は主に毎年6月に開催されているイベント。
みどりに恵まれ、多種多様な動植物が生息する青梅の自然を守り育てるため、様々な活動を行っている団体が参加しています。
今年は約1ヶ月の間のロングランイベントで、市役所ロビーでの市民環境活動の展示や
BOXKI・O・KUにてワークショップが行われたり、蛍の観察会など、楽しく学べる絶好の機会となっています。
健幸工房シムラでは、実際に家を木で組み立てる「上棟」をこども達に体験してもらおう!と
「こども大工の上棟式ともちまき」をしました。
実際に家を建てる時、木造建築の伝統的な神事「上棟式」や「もちまき」など昔はよく見る光景だったそうです。
地域で信頼のある大工は家づくりだけでなく、手入れをしながら家を守る役目もありました。
そんなお施主さんと大工さんとの繋がりなども薄れているかもしれません。
「こども大工」では、大工職人とのふれあいも大事だと考え、実際に子ども達には大工の見習いとして活躍してもらいました!
まずは基礎に柱を立て、梁をはわせ、屋根をつけます。
木の骨組みだけですが、柱を運ぶのもひとりでは大変。2人がかりでよいしょっとかけ声かけて運びます。
木槌でとんてんかんてん叩くのも、あっちとこっちで息を合わせないとうまくハマらなかったり。
今はなかなか叩く動作をしなくなりましたが、子ども達、とっっっても真剣に叩いてくれました!
そして上棟!
一間四方、高さ1.8メートルの家の骨組みが完成!最後はみんなでポース★
使用したのは 地域の多摩産材。地域の山を森を守るという点でも多摩産材を活用する場が増えていくといいですね。
上棟の後に待っているのは、「木遣り」と「もちまき」。
木遣りというのは・・・
家を建てる時にお施主さんから棟梁に柱をプレゼントし、その柱をたてたまま棟梁の家へ持っていくというもの。
棟梁は頂いた柱を次の現場の上棟に使います。
棟梁は大工を一手にまとめる役割で親方とも良い、地域の方からも信頼を得ていたんですね
その家までの道々で唄われた歌というのが、木遣り歌。
木遣り頭が先頭に立ち、独特な言い回しの木遣り歌を唄いながら練り歩きます。
この日はこどもを引き連れて、練り歩く練り歩く^^
おうめの地域でも 昔はそんな光景を目にしたよ。という方もいらっしゃいました。
そして 最後に「もちまき」!
もちまきとは・・・
家を建てる時、お施主さんから地域の方へ振る舞いの一環として行うもので、もちやお菓子、お金なんかもまいたそうです。
昔は屋根の上や二階からもちをまいたそうですが、こども達には半分屋根から顔を出して投げてもらいました。
おもちはおうめの和菓子屋さん「小山製菓」さんにお願いしました。
やわらかい紅白の丸もちは、焼いても煮ても美味しかったと思います^^
まだまだ続く環境フェスタ!
6月26日には第七中学校の「ホタルの里」でホタルの観察会が行われるそうです。事前予約が必要らしいので詳しくは広報おうめ6月1日号をご覧ください!