和室は障子で仕切ることができ、離れや茶室のよう。
京都に所縁のある建主様のご希望で身近に育った京町屋の趣を取り入れたお住まい。
玄関の三和土から続く通り土間をイメージした広い土間スペース。黒紫色に染められた重厚な梁や柱、シンボリックな丸窓、造作扉の明かり窓を組子とガラスや障子で仕上げたりと細部までこだわりを散りばめています。和室の丸窓からは季節ごとの趣を楽しめる金閣寺垣の風情あふれる庭。ご自身で選ばれたアンティークの家具や古い欄間をリメイクした小物などを設置され、統一感のある空間となっています。