土地にシビアな条件がある場合、建築可能な空間を立体で割り出し、そこへお客様のご要望から必要な設備の配置を決めて行きます。面積的にはどうしてもコンパクトになってしまう部分もあるため、廊下などは極力削り、高さ・奥行きの他、視線の誘導など感覚的な部分でも広さを体感できるよう工夫します。
思い切った広さの土間を上手に配置し、奥行きや視覚的な広さを実現。一階の天井は構造用の無垢ボードを使用することで高さ制限をクリアし、かつ【2655mm】という高さのある天高に。梁表にもなり、無垢材の心地よさも感じられます。