ブログ&コラム

2026.4.8

小さな左官職人さん
家族で塗る、思い出の壁|ワークショップレポート

現在建築中の営業森田くんの家。

いよいよ完成に近づいてきました。

今回は森田くん・奥様・5歳のほなみちゃんの3人で、左官体験ワークショップに参加していただきました。

まずは、玄関に「手形」を

左官体験の前に、特別なひとつ。玄関の壁に、ご家族3人の手形をつけていただきました。

「いってきます」と出かけるとき、毎日目に入る場所です。

上から、ほなみちゃん→奥様→森田くんの順にぺたり。

ほなみちゃんの小さな小さな手形が、なんとも愛らしい。

これから何年か経ったとき、「お家を建てたとき、こんなに小さかったんだね」と、

きっと笑いながら見返す日が来るはずです。

 

小さな左官職人さん

 

左官体験の舞台は主寝室の壁一面。仕上げ材はホワイトカラーの「ダイアトーマス」です。

本日の師匠も、いつもお世話になっている小林左官の清水さん。

まずはお手本を見せていただきます。いつものように、軽やかに、鮮やかに。

「とりあえずいっぱいつけて、軽く伸ばす。あとは自由に」

……この「自由に」が、なかなか難しいんですよね。

 

コテを選ぶところから体験はスタート。

奥様は清水さんおすすめの丸いコテ、ほなみちゃんは小さめのコテをチョイス。

コテ板とコテを手に持った瞬間、小さな左官職人さんの誕生です。

奥様:「可愛い❤️ 小さいウェイトレスさんみたい」

森田くん:「ヨシ、ほな、塗り塗りだ!好きに塗っちゃえ」

そしてママとコテでハイタッチ。左官、スタートです。

「なんか生クリームみたい」

奥様は「まずは壁に乗せるのが難しい」と苦戦しながらも着実に進めていきます。

ほなみちゃんはパパに付き添ってもらいつつ、大胆に塗り始めました。

左官作業はすぐ服についてしまうもの。ほなみちゃんもあっという間に白い壁材だらけに。

奥様:「いいよいいよ、たくさん汚して」

ほなみちゃん:「なんか生クリームみたい」

奥様:「ケーキ食べたくなってきちゃった」

思わずこちらまでにっこりしてしまう、微笑ましいやりとり。

「ほな塗り」、誕生

少し慣れてきた頃、清水さんがヘラを持ってきてほなみちゃんに手渡しました。

軽くて小さいヘラに持ち替えた途端、ほなみちゃんの世界が変わります。

壁を縦にリズムよく打ち付けるような、独創的な塗り方が生まれました。

その場で命名された「ほな塗り」

普段の左官現場では聞いたことのない

「ペタペタペタ……」という可愛らしい音が、部屋いっぱいに響きます。

一度集中すると没頭して、最後まで集中力を切らさずに完遂。


みんなで持ち替えてペタペタ


「ほな塗り」の厳しい指導を受けています

「ほなの塗り方いいね、パパもそれにしようかな」

最終的に大人たちもヘラに持ち替え、親子そろって「ほな塗り」に。

時折、「こうだよ」とほな先生の厳しいチェックが入りながら(笑)、

壁はどんどん仕上がっていきます。

「思ったより早いですね!」と清水さんも感心。
必要な時だけ声をかけ、ほとんど見守りに徹してくださっていました。

 

仕上げは、ほな先生のハートで❤️

終盤、ほな先生が壁にハートを描き始めます。

奥様がさりげなく隣の未塗装の壁へと誘導して、難を逃れました(笑)。

森田くんも奥様も、ほなみちゃんの好奇心や行動をまるごと受け止めながら、のびのびと子育てされている。

「好きに塗っちゃえ」の一言も、汚れることを気にしない笑顔も、

自然とそういう空気をつくっていて、見ていてじんわりと温かい気持ちになりました。

 

上部の仕上げは森田くんが脚立に乗って挑戦。

勾配天井と扉上部の間の狭い部分は難易度が高く、この辺りでご家族の出番は終了。

残りはプロにお任せします。

手を洗ったら、みんなで記念撮影。

「ハートのポーズで」というほな先生のご指定により、照れる清水さんも「キュン」のポーズでパシャリ。

大きくなっても、今日のことを覚えていてくれると嬉しいな。

こちらの森田邸は、6月の完成見学会でご覧いただけます。

勾配天井と吹き抜けのある、のびのび設計された気持ちの良い空間です。

今回ご家族で仕上げた壁も、併せてご覧ください。

家づくりワークショップ

健幸⼯房シムラは、建主様に6つの家づくりワークショップをご⽤意しています。
⾃分で家をつくるワクワクする体験や、職⼈の仕事や技を知る経験とともに、
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さあ⼀緒に、世界に⼀つだけの家づくりを楽しみましょう。

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