シムラで働くスタッフが、
仕事のことや日々考えていること、
そしてお互いの人となりを知るために行う対談企画「スタッフトーク」。
第一回は、同い年のふたり、
営業の久保田と設計士の市丸が登場します。
パート2では、
それぞれが建築の道を選んだきっかけ、
そして子育てと仕事の両立、これからの家づくりについて語ります。

今回の対談の様子はYOU TUBEでも配信中!
※文章だけでは伝わらない
ふたりの空気感や表情は、ぜひ動画で。
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「足場に乗りたくて」
久保田:
「市丸さんは何で設計の道に行こうと思ったんですか?」
市丸:
「最初は設計じゃないんですよ。
実家の塗り替えのときに、足場に乗りたくて(笑)。
そこで大工さんに憧れたのが一番最初ですね。」

高いところが大好きだった幼少期
久保田:
「そこから建築っていう入口ですね。」
母から「建築士はどう?」とすすめられ、
小6〜中1の頃にはもう設計士を目指していた市丸。
高校は建築学科か普通科かで迷い、あえて普通科へ。
市丸:
「いろんな夢を持った人の話を聞いたほうが、自分のためになるかなって。」
大学では4年間建築漬け。
最初の就職は地元・福井の工務店でした。
しかし、すぐ設計ではなく・・・
市丸:
「『まずは現場を学んでから』って言われて。
現場監督とかアフターから始まりました。」
設計志望で現場から入る、少し珍しいルート。
結婚を機にこちらへ引っ越し、シムラと出会います。

異業種から建築へ。「一生に一回」という言葉
一方の久保田は、もともと建築志望ではありませんでした。
久保田:
「実は、建築業界に行きたいわけではなかったんです。」
ホテルサービスの専門学校を卒業し、
最初はレストランに就職しました。ただ、その現場は想像以上の激務。
久保田:
「本当に忙しくて…一気に30kg痩せてしまって。
さすがに限界を感じました。」
体力的にも精神的にも、このまま続けるのは難しい。
そう思い、地元に戻ることを決意します。
そのとき目に入ったのが、建築会社の求人でした。
もともとウェディングの仕事に憧れていた理由は、
「一生に一回」という言葉に惹かれていたから。
でも建築に入ってみたら、
家も「一生に一回」だと気づきます。
久保田:
「なんとなく、そこがきっかけですね。」
市丸:
「異業種から来て、活かされている部分ってありますか?」
久保田:
「特段あるかは分からないですけど…
お客様と話したりとかっていう接客の部分では
共通している部分かなと思います。」
人と向き合う仕事。
その部分は確実につながっています。
シムラ設計部の特徴
設計部は現在5人。
市丸:
「図面を描いたり、打ち合わせがメインですね。
でも特徴的なのは、ファーストプレゼン前の“全体チェック”。
お客様に見せる前に、設計部全員にプランを見せる会があるんです。」
『こうしたらいいんじゃない?』
『ああしたらどう?』
朝8時ごろから1時間ほど、
ああでもないこうでもないと意見を出し合う。
久保田:
「これ、結構特殊だと思いますよね。」
市丸:
「みんな考え方は違うけど、
“どうやったら住んでからより良くなるか”
そこは同じですね。」
一定のレベルを保ちながら、
お客様の個性はちゃんと残す。
このバランスが、シムラらしさです。
営業側も、
久保田:
「雑談ベースでローンの話とか常に共有してます。
担当によって知識差がないですよね。」
市丸:
「確かに、それはないです。」
子育て世代の働き方
二人とも、子育て真っ最中。
設計という仕事は、かつては長時間労働が当たり前の世界でした。
久保田:
「今、市丸さんも子育てしながら働いているじゃないですか。
両立の難しさもあると思うんですけど…
設計事務所って、僕たちの世代は全然ブラックじゃない気がするんです。
でも先輩方は、終電まで帰れないとか、
そういう時代を経験してきたじゃないですか。」
昔は“時間をかけること”が前提だった仕事。
でも今は違います。
久保田:
「今はそういう働き方ではない分、
絶対的な勤務時間は短くなっていると思うんです。
その中で、どうやって効率よくやっているのか。
何か工夫されていることはありますか?」
単なる働きやすさの話ではなく、
“時間が限られている中で、どう質を落とさないか”という課題。
市丸:
「私は夜があまり得意ではないので、朝型です。
朝早く起きて家のことをやって、
帰ったら仕事は持ち込まないようにしています。」
仕事は仕事、家庭は家庭。
意識的に切り替える。
市丸:
「特別な工夫をしているというより、
オンオフをはっきりさせることですね。」
限られた時間だからこそ、
無駄を削ぎ落とす。
さらに久保田も続けます。
久保田:
「へとへとになっている設計や営業と
家づくりをするのって、正直難しいと思うんです。」
お客様の人生に関わる仕事だからこそ、
働く側も健やかであること。
長時間働くことではなく、
チームで共有し、効率を上げること。
設計部全員での事前チェックも、
営業同士の情報共有も、
その“質を上げる仕組み”の一つなのかもしれません。
これから、30代が中心に
社内は40〜50代が中心。
30代は4人、20代は2人。
これからを担う世代として、どんな家をつくりたいのか。
市丸:
「無垢材が好きなので、それは残したいですね。
本当は全部造作でつくってみたい。
でもやっぱりコストもあるので」
久保田:
「そこが難しいとこですよね。」
理想と現実。そのバランスをどう取るか。
30代が中心になっていくこれから、向き合う課題です。
久保田:
「うちの会社って、やりたいことが実現しやすい会社だと思うんです。
月1回の“商品開発会議”で持ち回りで意見を出せる機会があって、
『こういうのやってみたい』って言える場がちゃんとある。」
その土壌があるからこそ、
家づくりの挑戦も続けられる。
久保田:
「年間36棟。
たくさんではなく、こだわった36棟を積み重ねていきたい。
自然素材の家は流行り廃りがない。
古き良き家として、長く残る住まいをつくって行けたらと思います。」
市丸:
「それが100年続いたらいいですね。」
最後は、
「今後ともよろしくお願いします」
と少し照れくさそうに締めくくり。
次の世代がゆっくりとバトンを受け取りながら、
変わらない想いをつないでいく。
そんな印象的な対談でした。

今回の対談の様子はYOU TUBEでも配信中!
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