木の家ではじめる、快適な2世帯の暮らし
10月に見学会を開催させて頂いたM様邸。
家族構成/祖父母+ご夫婦+お子様2人 の2世帯(3世帯?)の家。
設計/伊藤友美
子どもの誕生と共にマイホームを考えはじめたご夫婦。
奥様のご両親の家の老朽化による建替えも重なり、
何かあったときに頼れる両親と一緒に暮らす事を決められました。
【木の家がいい!】
シムラを知ったきっかけを伺うと、ご夫婦で遊びにいった奥様の友人の家が木の家だったそうです。
あまりに居心地が良く、自分達も一から建てるなら木や自然素材がいいよね。
と共通の意識を持った事がきっかけに。
【はじめの要望「広く感じられるLDK」】
祖父母、ご夫婦+お子様の3世代が集まるリビングはとにかく広くしたい。
そんな要望を形にする為、リビングにはストリップ階段を採用したり、収納はまとめて必要な箇所にまとめるなど
随所に無駄を無くす工夫が。また、木の空間は実際よりも広く感じられ、情緒的にも安定出来るという研究結果もあり、
まさに木の家ならではの特権です。木や自然素材を見ると、つい床にごろごろしたくなります。
▲色々な使い方が出来る出窓ベンチ!
家族が集まるLDKはとにかく広くとりたい。そしてご主人のアイデアで産み出されたのがコレ!
出窓は床面積に入らないので、高さを下げる事で使える家具に大変身。
お子様の勉強机、ベンチ、そして棚にも出来るという出窓スペースの有効活用例です。
▲家族で楽しめるコミュニケーションキッチン
通路を少し広めにとったキッチンスペース。奥様だけでなく、孫と祖父母も「一緒につかう」を前提としています。
出入りの多い冷蔵庫は手前に、料理の盛りつけなどをするカウンターは広くとり、お料理する側もお手伝いする側も、
みんなが使いやすい動線になりました。
お料理がわいわいと愉しい時間に。
▲飾れる棚とスタディコーナー
お子さんの作った作品を飾るスペースが欲しい、という要望から造作棚を設置。
ナチュラルな色合いに雑貨を飾る愉しみも増えます
〜施行中の打ち合せに同行させて頂きました〜
完成間もない土曜日の午前。設計士とM様と現地で打ち合せがあると聞き、同行させて頂きました。
何度か施行中も訪問しているM様。設計士と仕上がりの確認や、カーテンの注文をそろそろ・・・なんて話をしています。
お子さんも家の中に入ると段ボールのや施工の時に出た端材などに興味津々。
キッチンのカウンターに登ったり、段ボールに入ってお船ごっこ。子どもはほんとに遊びの天才!
兄弟で愉しそうに遊びが広がっていました。
私にも丁寧に間取りの説明をしてくれる長男くん。「ここでみんなで寝るんだよー」「お風呂はいりまーす」あまりに可愛くて、カメラを向けると今度はカメラに興味があるようで、どアップ写真も何枚か・・・笑
▲いつのまにか集まる出窓ベンチ。
お子様にとって机にもなる出窓ベンチは陽当たりもよく、お気に入りの場所のようです。
そしてこの日は雨だったので遊べなかったのですが、二人の一番のお気に入りは縁側ウッドデッキだとか。
おじいちゃんおばあちゃんのお部屋につながるウッドデッキは、
外の空気を感じる空とつながる特別なスペース。
祖父母に見守られつつ、のびのび遊べる最高の場所のようです。
建築中に印象に残った事をご主人に伺うと、
「外壁を白にする予定だったのですが、設計士さんから黒はどうか、という提案があったんですね。
それまでは白のイメージだったので、正反対の色を提案され、設計士さんの提案に信頼はしていたのですが、
すごく目立ってしまうのではないかと不安な所もありました。
実際に黒の外壁を施工された家を何件か妻と見に行って・・・こうして完成を見ると、町並みに馴染んでいるし、黒にしてよかったと思っています。」
最後に、家づくりについての感想をご主人に伺いました。
「自分は仕事で帰りが遅くなる事もあるのですが、家にいる時間の多い両親や子ども、妻、みんなが”いい”。と思ってくれる家が出来て、満足です」
そして、今後はどんな家具を入れようか、お子さんや奥様と話している様子は本当に楽しそうでした。
貴重なご家族の時間にお邪魔させていただき、ありがとうございました!
▼見学会のポスティングチラシ(見所コーナーなど随所に暮らしの楽しみどころがあります)