天然石リビングと秘密基地のある6階層の家
羽村市 S様邸
家族構成/ご夫婦+お子さん一人
ご主人は大工さんで、奥様も建築関係のプロというS様。
そのプロであるご夫婦がシムラでの家づくりを選び、シムラの設計士と綿密な打ち合せを重ね、夢のマイホームが完成しました。
アクセスの良い土地で交通量の多い道路に面している為、
道路面への開放では無く家族のファミリースペースは2階へ。
そして縦に空間を拡げ、スキップフロアなど6階層のつくりにする事で
開放感あるリビングを実現しました。
【玄関 土間スペース】
玄関を入ると広い土間スペースになっており、趣味のバイクや自転車のメンテナンス等もできるガレージになっています
【階段】
印象的な漆喰壁とニッチ。漆喰の色は鮮やかさと落ち着きがあり、和風モダンな雰囲気に合うように特別調合した色です。
階段下にはサイズをぴったりと合わせたピアノが入る程の大容量。
【お風呂】
お風呂はハーフユニット。壁と天井は桧を使っています。
【洗面室】
ログハウスにいるかのような洗面室。こちらも壁と天井は桧を使用。
トイレと一体型で、広々使えます。
【1階寝室】
WICは奥様が設計。どこに何を収納するかを決め、設計したそうです。
場所をはじめに確保しておけば、家具いらず!
収納がたっぷりあると、暮らしにゆとりが生まれます。
【2階ダイニングキッチン】
キッチンの赤いタイルは“うるし”という名のイタリア製タイル。
深い独特の赤は奥様の要望で取り入れました。
【開放的な2階ダイニング】
ダイニングのシンボル タイコ梁
太鼓梁とは、梁の左右はけずり落とし、上下は丸太の丸みがそのまま残っている状態の梁で、断面がタイコのような形だからタイコ梁と呼ばれるそうです。
ご主人の希望で見つけた太鼓梁。木の力強さを感じさせます。
リビングには大きな天窓が。空を眺めながらくつろぐリビング。
リビングの壁一面に映える天然石。
この天然石はひとつひとつ敷き詰めたもの。
シックでモダン、だけど素朴で温かい表情があります。
木との相性も合うのは、やはり自然素材ならでは。
【2階トイレ】
トイレの壁は漆喰と、少し明るさを抑えたトーンに合わせた特別調合色。
そして気がつきますか? トイレの向き。
正方形に近いスペースでも広く使える様に、トイレの向きを角に合わせました。
座ってみると、実に落ち着く空間です。
【2階スキップフロア】
通りに面した明るいスペースです。
インナーバルコニーでプライベートも保たれます。
【大きな天窓のあるロフト】
青空の日も、雨の日も、雪の日も、この部屋にいれば毎日楽しいはず!
夜は星空観察も まるでキャンプ気分で味わえそうです。
【ロフト】
まるでアスレチックのようなリビングのロフト。6階層の最上階です。
右に見えるはしごを登った先にあるスペースは、奥様の趣味のスペースになるそうです。
奥様の部屋からリビングとキッチンを見下ろした所。
暮らしのゆとりを育む6階層の家。
土間>1階>スキップフロア>2階>2階ロフト>ロフト
スキップフロアは限られた空間を最大限に活用し、家具を置くスペースを空間でまかなえます
また、高さのズレでおこる心地よい空間は一体感が生まれ、広く感じます。
【設計士よりメッセージ】
ご夫婦共にプロなので設計士として緊張感のある家づくりでした。
工夫した点は、ポイントとなる色と質感の組み合わせ。
ただ色を置くだけでなく、場所、質感、色の組み合わせがマッチするかどうかに意識を置きつつプランしました。例えば、漆喰の機能性を用いながらポイントとなる赤、キッチンの天板石に黒、壁紙の青には和紙を用いるなど。自然素材と色の組み合わせは木との相性も良く、デザイン性も機能性も高い家となりました。