シムラについて

スタッフブログ

2016年10月

出張版☆家づくりカフェ01 十人十色の家が出来るまで~その敷地にあなたが住む~

 

こんにちは!空間クリエイターの白岩です。

 

月1で開催している無料セミナーですが、11月より、家づくり図書館から家づくりカフェへリニューアルします!!
なにが変わるかと言いますと、、、

 

特に何も変わりません!笑

 

いや、少し変わります。

 

私が好きなカフェや旅先で見つけてきた豆で自前コーヒーを淹れてお出しして、もっと気楽に家についておしゃべりしましょう!という、セミナーというより女子会になります。笑

 
図書館だとちょっと勉強のにおいがして、不真面目な私は肩が凝っちゃったのでカフェにしました。皆さんぜひ、お茶しに来て下さい☆

 

なので、この出張版ブログもリニューアルしました!タイトルだけ。

 

記念すべき第一回目の今日は、初心に戻って「注文住宅」という事の基本をおしゃべりしたいなと思い、「十人十色の家づくり」というテーマにしてみました。

 

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家は一つとして同じものはありません。

 

あるとしたら、住み手が不在の住宅。つまり建て売り住宅。

 

もしくは、大量生産の規格型住宅です。

 

需要や目的がある以上、それらを否定はしませんが、私の人生には不要かな。笑

 

でも実は私は、現在の多くの注文住宅も間違っていると感じています。

 

それは、「はいはい住宅」がほとんどだからです。

 

「注文住宅」という言葉に規定はありません。言った者勝ちです。
家が建つ前に住み手が決まっていて、住み手の注文が少しでも反映できれば注文住宅と言えます。

 

つまり、建売住宅以外は全て注文住宅と言える事になります。

 

建て主が3つのトイレの中から好きな物を選べれば注文住宅です。

 

建て主の言う事に、はいはいと答えて設計すれば注文住宅です。

 

ちょっと言い方にトゲがありますが、でもホントの話です。

 

皆さんは注文住宅のハウスメーカーなどで、「このプランの中でどれが良いですか?」や「次回までにこの中から好きな壁紙を選んで来て下さい」と言われた経験は無いですか?

 

ちょっと裏話しましょうか。

 

これらはとてもうまくできた魔法の言葉です。

 

まず、うまく誘導したいくつかの中から選べるようにする事によって、「注文住宅」というイメージを作れます。

 

さらに、建て主に「選ばせる」事で責任が作り手から建て主に移ります。

 

私はあるハウスメーカーで商品開発を手伝っていた時に、その様を横目で見ていて、巧妙だなあとよく思ったものです。

 

ちゃんとマニュアルもありますし、営業担当の新入社員たちには「研修合宿」みたいなものもがっつりありましたしね。

 

私には「洗脳合宿」にしか見えませんでしたけど。。笑

 

家づくりだって商売ですから、そういう営業的側面はあって当然だと思います。
需要だってあります。

 

あとは好きか嫌いかだけです。

 

私は嫌い。ただそれだけです。笑

 

話を戻して。

 

この注文住宅と言う名の「選択住宅」

 

何か変だと思いませんか?

 

皆さんはなぜ不動産や工務店に家の相談をしますか?

 

専門家のアドバイスが欲しいからですよね?
そう。この一連のやり取りの中には、専門家としての「提案」や「アドバイス」が抜けているんです。

 

もちろん、最後に決めるのは施主である皆さんです。

 

でも、裁判には弁護士が必要なように、病気になれば医者が必要なように、家づくりには家づくりの専門家のアドバイスが最重要ポイントになります。

 

こういう、専門家がアドバイスせずただ右から左へ仲介するだけの家づくりは結構あります。

結構どころか、全体の割合で見れば注文住宅と名のつく家づくりの大半はこの手法なのが現実です。

 

その方がこちらはラクですもん。笑

「お客様の言った通りですが何か?」という殺し文句が使えるわけです。

 

でもそんなの、商売かも知れないけれど、家づくりでは無いです。

 

ある高名な先生はそういう家づくりの仕方を「販売住宅」と呼んでいました。

 

その間にあるのは、人と人との関わり合いではなく、契約書の行き交いだけです。

 

楽しくないですよね。私は楽しくないです。

 

楽しくないなら、その選択は間違いです。

 

どんなに性能が良くても、何かの数値が高くても、欲しくもないもの、楽しくもないことに、何千万円もかけれないじゃないですか。

 

家づくりも皆さんの人生もビジネスでは無いんです。

 

「なぜ家を建てるのか」

 

そういう意味でも今日は原点のお話しができればと思います。

 

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注文住宅には、「選択住宅」と「提案住宅」があると思って下さい。

 

そして、求めている家が「選択住宅」でも良いのなら、注文住宅ではなく建売住宅の中から選択する事をおススメします。

 

その方が圧倒的に安いですし、性能も間取りもデザインもそれなりのものが、探せばたくさんあります。

 

逆に、今日のテーマの「十人十色」の家を求めるのであれば、専門家が「提案してくれる」住宅を選んで下さい。

 

そこがスタートであると同時に、その後の全てが決まりますので慎重に。

 

逆に言えば、提案型住宅であれば勝手に十人十色になります。

 

だって、あなたと同じ人なんて他に一人もいないですし、それに加え、あなたと同じ敷地は他に一つもありません。

 

その敷地にあなたが住む。

 

それだけでもう世界でたった一つの「与条件」ができているのです。

 

その与条件を丁寧に考えさえすれば、勝手に「世界で一つだけの家」が出来上がるんです。

 

ただし!!

 

「ちゃんと丁寧に考えた」世界で一つだけの家はそんなに奇抜な家にはまずなりません。
住む人がよほどの変わり者でない限り。

 

たまに真っ赤とかボーダー柄の家が出来て、役所とバトルになってますが。笑
住むのは同じ人間ですから、大きな部分ではそんなに変わりません。

 

では、その十人十色の家は何が違うのか。

出来上がるまでに私たち設計者が何を考え、どんな提案をしているのか。

その一端をお話しします。

 

 

①敷地を読み解く

 

例えば下の写真の家は、正面側が西です。

 

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つまり、北に屋根が流れていて、南に向かって高くなっています。

 

教科書通りですと、これはNGです。

 

夏の強い日差しを遮るには南に向かって屋根が下りていかねばなりません。

 

しかし、この敷地を見た時に、南に家が建つ事は分かりきっていました。

誰だって南側を空けたいですから、当然、なるべく北側(こちら側)に寄せて。

 

そうなると、まともに教科書通り計画してしまっては南側からの日照を自ら失ってしまいますから、1階の南側の窓は洗濯物干し用とし、大きめのウッドデッキとその上に大きな庇を付け、その庇は透明にしました。

 

すると、透明な庇を通って柔らかくなった光が1階のリビングに落ちてきます。
夏の強すぎる直射日光は衣類を痛めたり、色落ちさせてしまいますから、洗濯物にとっても良い結果となりました。

 

もう一つ、この建物には教科書通りでは無い所があります。

 

西側に大きな窓がある事です。

 

当然、西日が、、、という事になりますが、この敷地は東側にマンションが建ち、南は前述した通り。北も隣家。

西だけが道路を挟んでその向いは駐車場。
かつ、少し高台にあるので西側にとても遠くまで視界が広がっていました。

 

私は迷わず、2階の西面に大きな窓を提案しました。
さらにベンチを兼ねた出窓にして、窓際に座れるようにしました。

 

建主さんがこの家に住み始めて約1年。今では、この場所が一番気持ち良いと言って下さっています。夕焼けはもちろん、遠くに花火も見えるとか。

 

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これは一例ですが、

 

皆さんも私たち設計者も、「どこかで聞いた事がある」「誰かに言われた」「何かに書いてあった」
という「自分の事ではない机上の一般論」に捉われすぎていませんか?

 

それでは多分、「自分なりの家」や「その場所の家」というのは出来ないと思います。

 

当然ですよね。自分の価値観ではない事、その場所固有の条件ではない事、つまり今回の計画に関係ない事を考えてるのですから。

 

西日は嫌ですか?でも、夕焼けはとても綺麗ですよね。

 

もし何も考えずに教科書通り西日を嫌って西側に窓を開けなかったら。。

 

その綺麗な夕焼けに一生気づく事ができずに暮らしていく事になります。
これは設計者の罪だと思っています。

 

ならば私は、西日をなんとかする工夫をします。
1日の中のほんの1~2時間だけの事です。

家にいない日はそもそも関係ないし、カーテン閉めたっていいじゃないですか。

 

 

 

②住み手と友達になる

 

押しつけになっては逆効果だし、年齢や性別にもよりますから、友達になるってのは言い過ぎかもしれませんが、要は「住み手を知る」「できる限り本音を引き出す」という事です。

 

その人の好み、趣味嗜好、ライフスタイル、家族構成、身長、、、その人のあらゆる情報が家づくりの大切な、重要な、要素になります。

 

家は物ではないですから。

 

家は環境です。

 

環境は最も目に見えにくく、しかし最も着実に私たちに影響を与える、防ぎようのないものです。だから最も大事です。

 

皆さん、自分の部屋のインテリアを考える時は色々考えたり、好みの色や形の家具を選ぶはずです。

 

家でもそうして欲しいし、インテリアに比べれば専門的要素がたくさんあって分からなければ、私たちにできる限り伝えて欲しいのです。

 

私たちは皆さんの代理人ですから。

 

私たちもできるだけ皆さんと同じ感覚になった上で、自分の家を建てるつもりでイメージしたいのです。

 

そうすれば、家づくりがうまくいかないわけがありません。

 

そんなやりとりをしている時点でもうすでに、他ではできない、ただ選ぶだけでは到達しないステージに上がっているのですから。

 

打ち合わせの図面や資料を見てみれば簡単に分かります。

私たちはプロですから、図面を見た瞬間にどういう家づくりをしているのかが分かります。

よく、そのプランの良し悪しまで相談されるのですが、それは背景を知らない第三者の私が決めれる事ではないです。

 

しかし、そのプランがどれだけ練られているか。逆に練れてないか。というのは見た瞬間で分かります。自分も同じ事をしていますから、経緯や過程、思考の深みや浅さが感じ取れるという事です。

 

偉そうな事を言ってきましたが、逆に私たちが建て主さんから教えられることもたくさんあるんですよ?

 

過去に私が担当したOBさんたちに聞けばたくさんエピソードが出てくるはずです。笑

 

「友達」という表現にはそういう事も含んでいます。

 

対等に対話したいんです。

 

家は対話の中から生まれるんです。

 

だって、住むのは皆さん、造るのは私たち。

 

ならばどれだけシンクロできるかに尽きるじゃないですか。

 

もっと言えば、どれだけお互いの世界を広げられるかでその家の可能性は決まってくるじゃないですか。

 

造り上げましょう。一緒に。

 

たくさんお話ししましょう。お互いの事を。

 

家には関係ないなんて勝手に判断せずに。

 

下の写真は、OBのお客さんとのミスチル会です。笑
お互い大のミスチルファンで、次はミスチル縛りのカラオケ大会です。

 

ホントに関係ないかも知れない。

 

けど、実際私には大事だし、家づくりにとっても大事な事だと感じます。

 

理論的に説明なんてできないけど、そんな事どうでもいいんです。

 

家づくりの本質はきっと、理論だとか数値だとか、そんな頭でっかちな事じゃないんです。

 

西日と夕焼けの話と一緒です。

 

西日を遮れと、机上の論理で出来た教科書には書いてあります。

 

その裏側にある綺麗な夕焼けの情緒には気づきもせずに。

 

人が考え、人がつくり、人が暮らすのですから。

 

人が心地よくなければ、やっぱりそれは間違いだと思うんです。

 

あ、変顔はさすがに関係ないですけどね。笑

 

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【八王子】引き渡しセレモニーを執り行いました

17日月曜日。八王子市にてU様邸の引き渡しセレモニーを執り行いました。

平日だったので、お子さん二人は学校へ通学中。

ご夫婦水入らずでのセレモニーとなりました。

 

「レッドカーペットの上、土足で歩いていいんですか?」とお二人とも恐縮した様子。

「テープカットなんてやった事ないなあ、いいのかなあ」と照れながらもテープカット。

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家の鍵をお渡しし、はじめて開ける自分の家のドア。

開けた瞬間、「わあ〜〜!いいね〜。あ、やっぱり手摺つけて良かったよね。」と早速ご夫婦で家チェック。

楽しそうです^^(ホントに仲良しご夫婦です)

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リビングから続くウッドデッキとお庭。

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お庭には奥様の要望で丸葉の木という木が植えられました。

丸く可愛い葉っぱが特徴の広葉樹で、少しづつ紅葉が始まっていました。

玄関には柏葉あじさいや南天など、和と洋が混じった植栽。

比較的お手入れしやすい庭木だそうです。

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これからの新しい家での楽しみは?と ご主人に伺うと

「かぞくの笑顔ですかねえ^^

環境が変わって、これからの子供の成長が

この家で見られるのも楽しみです」

と 笑顔で答えて下さいました。

 

朝からずっと降り続いていた雨も、

U様引き渡しセレモニーの間だけは 降り止んでくれました。

U様おめでとうございました!

10/14(金)モニターイベント終了しました☆

10/14(金)10:00-12:00 紡木2にて、モニターイベントを開催しました。

今回はリニューアルした紡木2で実際に感じたことを語り合う、カフェトーク。

リニューアル前を知っている方・知らない方、計8名が参加してのあっという間の2時間でした。

大空間を間仕切り、主寝室やウォークインクローゼットが出来た紡木2の2Fで、
設計士がコンセプトや特徴の一つである「自由な間取りを実現できる工法」を解説。

1Fからロフトまでを見て、好きなところや気になるところをチェックしてからのトークは、
日々の生活をより豊かに&便利にする納得の意見や目からウロコのアイデアも満載でした。

間仕切りが自由であることを理解し描いていただいた自由空間の利用方法には、
クローゼットや部屋数を増やすなど、家族と共に成長する家がありました。

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準備したアンケート用紙も枠をはみ出す程沢山書いて頂きました。
ご参加頂いた皆様、様々なご意見を頂きありがとうございました。
今後もモニター企画を続けていきますので、よろしくお願い致します。

☆モニター会員 随時募集中☆
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引き渡しセレモニーを執り行ないました

先日、金曜日に引き渡しセレモニーを執り行ないました。

シムラではお施主様への引き渡しの際に、
テープカット、花束贈呈、記念撮影等を行う
引き渡しセレモニーを執り行なっています。

シムラにとっては、引き渡し後から始まる
定期的なメンテや、アフターサービス等が
はじまるひとつの節目でもあります。

金曜日に日野市にて引き渡しセレモニーを執り行ないました。

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社長や担当者からの挨拶を述べたあと、花束贈呈とテープカット。
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花束を持った奥様を見たご近所のお子さんが、
「結婚式〜?」なんて言う場面も。
でも実際に 先日式を終えたばかりの新婚ご夫婦です。

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お二人ともににこやかで温かい雰囲気ですが、
家づくりへの想いはとても熱いものを持ったお二人。

設計士の白岩氏との打ち合せの最高記録、8時間!
(未だ保持しているそうです)
白岩氏も、
「T様との家づくりが終わってしまうのが寂しい気もします。
本当に熱い家づくりでした・・・・

自分も勉強させられました。ありがとうございました。」
と、
一緒に家づくりをしたチームメイトのような、
見えない絆のようなものを感じました。

お施主様のT様いわく、
家づくりを漠然と進めるよりも
自分たちのビジョンを固め、
しっかり伝えていたそうです。

毎週のように住宅展示場に行き、時には
イメージを伝える為に手書きのイラストを持って。

そして
シムラは
それに必ず応えてくれる。
実現してくれる力は
本当にすごいと思った。と・・・

そんなT様の一番のお気に入りの場所は?と聞くと
「階段」でした。

玄関を入った廊下から上がる階段は
ストリップ階段になっていて、
視線を遮らないので開放感があります。
2階の階段の段差をのぞくと 玄関が見える!

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開放感、家族の気配、空気の流れ、採光

それらを全て叶える為に、何度も考え、
白岩氏と相談されたようです。

そんなT様の家づくり、後日施行事例にアップしますので
お楽しみに・・・・

この度は

本当におめでとうございました!

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出張版☆家づくり図書館31 家づくりの先にあるコト~遊び、愉しみ、暮らし~

こんにちは!空間クリエイターの白岩です。

 

前回までに数回に渡って家づくりのポイントについてお伝えしました。

 

「デザイン」「素材」「性能」「間取り」

 

これらは「家」をつくるための大切なポイントですが、家をつくるための手段であって目的ではありません。

 

つまり「過程」ですね。

 

すべては、その先にある「結果」を実現するためにあるものです。

 

では、その先にある結果とは、、、

 

デザイン → 喜び

 

素材   → 居心地

 

性能   → 快適さ

 

間取り  → 住みやすさ

 

という事だと思います。

 

つまり家づくりのポイントとは、その先にある暮らしづくりという目的のための手段です。

 

私は、その暮らしづくりこそが家をつくる意味だと思っています。

 

そうではない考え方の家づくりもたくさんあります。

 

なので、結果としての「家」には様々な形や造り方が存在します。

 

もし、ただ単に「家」という「物」が欲しいのであれば、私ならば建売住宅を10社くらい比較して、一番安くて一番性能が良い家を「買い」ます。

 

でも、「家」の先にある「暮らし」を求めるのなら、「造る」しかありません。

 

家という「モノ」は売っていても、暮らしという「コト」は売っていないからです。

 

なので、私たちのように家を「造る」職業にとって最も大切で、私たちにしかできない事は「暮らし」を創造し、提案し、提供することだと思っています。

 

 

では、暮らしって何でしょうか。。

 

私もよく分かりませんし、きっと答えなんて無いのでしょうが、今まで空間のデザインや建築設計をやってきてなんとなく、「遊び」や「愉しみ」という生活のワンシーンの事なのかなぁって感じます。

 

少なくとも、私たちが空間や人の動きをデザインして実現できることはそういうことかなと。

 

そのため私は、「デザイン」「素材」「性能」「間取り」と同時に「暮らし」という生活のワンシーンをイメージし、「遊びの要素」や「愉しみの仕掛け」「空間の余白」などをいつも提案したいと思っています。

 

例えば、座れる床、登れる壁、寝転がって見ているだけで楽しい天井、、という、家自体を遊具のように設計したり、

 

隠し回転扉、登り棒、フタを空けて脱いだ服を入れると洗濯機の横のカゴに落ちて行く洗濯物シューター、、といったワクワクする仕掛け、

 

ちょっと座れる場所、ちょっと雑誌見れるカウンター、ちょっと籠れる屋根裏書斎、、、というちょっとした居場所。

 

家を建てるための法律でも何でもない。

 

性能にも関係ない。

 

別に無くても困らない。

 

でも、あったら愉しい。使ってみたら便利。気づいたらみんなそこに居る。。。

 

そして、、

 

「それがあったからこんな暮らしがはじまった」

 

「これがあったから子供がこういう力を身に付けた」

 

後からそんなお話を聞けた時、この仕事で良かったと、家をどこかの誰かに売るのではなく、〇〇さんと家を「一緒に造って」良かったと思えます。

 

規定通りに条件を満たした箱。それは「家」として正しいです。

 

そういう「家」の選び方も紹介もアドバイスもたくさんできますが、、、

 

その先の、その家での「暮らし」も考えてみませんか?

 

「家」と、その先の「暮らし」を一緒に。

 

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