リズム&グラデーション!4種類の壁家具のある家
青梅市今寺に誕生したT様邸。
おしゃれで柔らかい雰囲気のご夫婦と生まれたばかりの赤ちゃんのための大らかな家です。
リビングやキッチン、玄関などパブリックなスペースとプライベートな空間をシンプルに分けたい。というご要望を、様々な工夫で実現しました。
▼プライベートは保ちつつ、光と風が心地よい木のLDK空間
▼キッチンカウンター、リビング収納に木を用い、肌馴染みの良い空間を創りだしています。
▼兼ねる家具で仕切る
大きく暮らす最大のポイントは「区切らないこと」。家具を壁にも利用する事で一石二鳥に。
異なった棚の高さが、空間にリズムとグラデーションを与えてくれます。
【4種類の壁家具】
奥様との会話の中から生まれた4種類の「壁家具」
(1)最大限の収納量が取れる、天井までの家具。(写真上)
(2)人の姿は見えないけれど風は通る、高い家具。(写真上)
(3)目線は遮るけれど人の気配を感じられ、採光が取れる家具。(写真上)
(4)立っていると見えるが座っていると見えない高さで、カウンターにも利用できる低い家具。(写真下)
▼2階は勾配天井に梁あらわしにしました。
▼ご主人のプチ書斎のあるロフト
ご主人が要望されていた書斎は、程よく籠れるロフトを提案。
天井高が低いので、掘りごたつ式にしています。(写真は机板が入る前のものです)
お引き渡しの時に、T様ご夫婦に質問してみました。
【家族で過ごす好きな時間はどんな時ですか?】
ご主人>家族で外出から帰って来て、コーヒーを飲む時間が好き。
キッチン前のカウンターは一息いれるのに丁度良いスペース。
奥様は出来るだけお子さんと一緒に遊んで過ごしたい。という事で、
無垢の床は安心してゴロゴロ出来ます。
【新しい家で、どんな時間を持ちたいですか?】
奥様>とにかく笑顔いっぱいの家庭でいたいです。
ご主人>子どもの声、家族の笑い声が絶えない家にしたいです。
お二人共、家でのびのびとした明るい時間をたくさん持ちたい、というお答えでした。
内覧会や撮影などに ご協力頂き、ありがとうございました!
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T様邸DATA
家族構成/ご夫婦+お子様一人
延床面積/93.16㎡(28.18坪)
1階床面積/46.58㎡(14.09坪)
2階床面積/46.58㎡(14.09坪)+小屋裏16.98㎡(5.14坪)
設計/シムラ 白岩久知
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設計士より
【自分サイズの収納づくり】
多くの場合、8畳の寝室に2畳のウォークインクローゼットが多いですが、寝室は8畳も必要ではない、クローゼットは2畳じゃ足りない。というのが最近の同行。
決められたサイズではなく「自分サイズ」でつくれるのも注文住宅の醍醐味です。
使い勝手次第で、数字上は小さくとも、実際はそれ以上に広く大きく感じられますよ。
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