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出張版 家づくり図書館① 家づくりは量より質

出張版  家づくり図書館①

 

こんにちは。設計士の白岩です。

普段、月に1度開催している家づくり図書館ですが、せっかくホームページにスタッフブログがあるので出張してみる事にしました☆

不定期で気まぐれ更新ですがリアルな実績からの、家づくりや暮らしに役立つプチ情報を発信していきますのでお役立て下さい。

 

1回目の今日は、、、

「家づくりは量より質」

 

私は学生の頃、とにかく安くて量の多い店ばかり探して、「すた丼」なんてだいぶ通いましたが、一生に一度で最も高い買い物である「家」はさすがにすた丼でいいやというわけにはいきませんよね。

家のつくりを人の体に例えると、骨や内臓、皮膚にあたるものがあります。

骨は柱や梁。内臓は給水や排水。皮膚は床や壁。

人間の体にとっては全て重要ですが、家にとっては骨にあたる柱や梁が最も重要です。

まずはしっかり建っていないとはじまらない。そしてそれがそのまま家の寿命につながります。

給水排水や床や壁は最悪リフォームしてやり直せば良いですが、柱や梁のやり直しはリフォームどころではなく、全部壊して建て直すしかありません。

 

目には見えませんが、まずは壁の中の木材にお金をかけましょう!

数十万円のお金で家の寿命は何十年も変わってしまうのです。

 

日本の家の寿命はわずか30年弱と言われています。

様々理由はありますが、目に見えない、つまり一般の人にはわからない部分でコストダウンを計り、ハリボテの大量生産住宅が今まで主流だったのが最大の原因です。

 

私はよく、質を下げるくらいなら畳一枚分でも家を小さくしましょう!と提案します。

例えば、坪単価60万円の家なら畳一枚分の面積に30万円というお金ががかかっているのです。

と言うことは、無駄な廊下、結局使えない収納、数字上の面積稼ぎのための無駄に広いリビング、、などに余分なお金がどれだけかかっているか。。数十万円、数百万円。。。

 

「量より質」というのは、我慢して小さくするという事ではありません。合理化や工夫によって最適な大きさにし、希望する空間を少しでも少ない負担で実現するという事です。

エコですし、もちろん家の骨への負担も減ります。

私は今、夏に向けてダイエット中ですが、「家もダイエット」ですね♪

 

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